2019年11月17日日曜日

旅客営業取扱基準規程第115条

大都市近郊区間シリーズのひとつです。

表記の条文は、「東京近郊区間相互発着であつて特定都区市内等にある駅に関連する普通旅客運賃計算方の特例」というもので、1と2があり、それぞれ旅客営業規則第86条(都区市内発着)、同87条(山手線内発着)について記述されています。

旅客営業規則86条や、87条は、経路の発駅または着駅が特定な都区市内駅であり、その定められた代表駅(中心駅)から200km(100km)越えると適用される規則ですが、大都市近郊区間エリア内ではどのような経路を辿っても最案運賃で計算するルールとされていますので、それにより割高になるケースが出てきます。

蒲田から茅野へいく場合、横浜線と八王子経由で本アプリで指定すると以下の通りとなります。
farert% ./farert -5 蒲田 東海道線 東神奈川 横浜線 八王子 中央東線 茅野>/dev/null 
<蒲田 東海道線 東神奈川 横浜線 八王子 中央東線 茅野 >

///適用
蒲田 -> 茅野
経由:[東海道線]川崎[南武線]立川[中央東線]
近郊区間内ですので最安運賃の経路にしました(途中下車不可、有効日数当日限り)
「都区内発着適用」で特定都区市内発着が選択可能です
営業キロ: 197.0 km
運賃(IC): ¥3,410(¥3,410)    往復: ¥6,820(¥6,820)
JR東日本 株主優待2割: ¥2,720
JR東日本 株主優待4割: ¥2,040
小児運賃: ¥1,700   往復: ¥3,400
学割運賃: ¥2,720   往復: ¥5,440

有効日数:   1日


///旅客営業取扱基準規程115条(特定都区市内発着)
東京都区内[区] -> 茅野
経由:[東海道線]東神奈川[横浜線]八王子[中央東線]
「単駅最短適用」で単駅発着が選択可能です
営業キロ: 217.4 km
運賃(IC): ¥3,740(¥3,740)    往復: ¥7,480(¥7,480)
JR東日本 株主優待2割: ¥2,990
JR東日本 株主優待4割: ¥2,240
小児運賃: ¥1,870   往復: ¥3,740
学割運賃: ¥2,990   往復: ¥5,980

有効日数:   1日


蒲田は都区市内駅で、東神奈川、横浜線経由で200kmを超えるため、旅客営業規則第86条が適用されます(217.4km ¥3,740)。ですが、東京駅から茅野までは最短経路では神田経由で195.2kmで201km以下で、旅客営業規則第86条は適用されませんので「旅客営業取扱基準規程第115条の1」が適用されて、”蒲田(単駅)からの実際の営業キロで計算することができる”とのことです。ですが、それでも東神奈川経由ですと203.0km(¥3,740)で旅客営業規則第86条を適用した値段と変わりません。が、本アプリでは、最短経路である、川崎、南武線、立川経由で197.0km(¥3,410)で計算しています(えきねっととおなじ)。
同様に、茅野を上諏訪に置き換えると、東京駅からの最短経路が200kmを越えるため、旅客営業取扱基準規程第115条は適用されずに、旅客営業規則第86条が適用されます。
で、やはりえきねっとでは、蒲田からではなく、東京駅からの最短経路でかつ旅客営業規則第86条を適用しているようですので、本アプリでもそのようにしています。本来、東神奈川、横浜線経由としているならば、そちらの営業キロで適用されるべきとおもうのですが、大都市近郊区間内では最短経路で計算されるようです。行き先を上諏訪からその先の大糸線各駅まで延長すると、えきねっとも、本アプリでも、東京から東海道線で、東神奈川、横浜線経由で計算されます。
その結果を以降に示します。

東京から茅野への最安経路は、神田、新宿経由で195.2kmです
farert% ./farert -11 東京 茅野>/dev/null
!===00: auto route ==================

* pre route >>>>>>>
  {東京  -> 茅野}
* auto route(新幹線未使用) >>>>>>>
///適用
山手線内[山] -> 茅野
経由:[東北線]神田[中央東線]
近郊区間内ですので最安運賃の経路にしました(途中下車不可、有効日数当日限り)
営業キロ: 195.2 km
運賃(IC): ¥3,410(¥3,410)    往復: ¥6,820(¥6,820)
JR東日本 株主優待2割: ¥2,720
JR東日本 株主優待4割: ¥2,040
小児運賃: ¥1,700   往復: ¥3,400
学割運賃: ¥2,720   往復: ¥5,440

有効日数:   1日
東京から上諏訪への最安経路も神田、新宿経由で201.9kmです。蒲田から東神奈川、横浜線経由を指定しても、南武線、立川経由で指定しても下記の経路が選択されます。
farert% ./farert -5 蒲田 東海道線 東神奈川 横浜線 八王子 中央東線 上諏訪>/dev/null
<蒲田 東海道線 東神奈川 横浜線 八王子 中央東線 上諏訪 >
///適用
東京都区内[区] -> 上諏訪
経由:[東北線]神田[中央東線]
近郊区間内ですので最安運賃の経路にしました(途中下車不可、有効日数当日限り)
営業キロ: 201.9 km
運賃(IC): ¥3,740(¥3,740)    往復: ¥7,480(¥7,480)
JR東日本 株主優待2割: ¥2,990
JR東日本 株主優待4割: ¥2,240
小児運賃: ¥1,870   往復: ¥3,740
学割運賃: ¥2,990   往復: ¥5,980

有効日数:   1日
蒲田から、大糸線白馬までになると、松本より先の大糸線は大都市近郊区間エリアではありませんので、規則通り、指定経路(発駅は東京駅)で計算されます(東京駅からの最短経路にはならなくなります)。
farert% ./farert -5 蒲田 東海道線 東神奈川 横浜線 八王子 中央東線 松本 大糸線 白馬>/dev/null
<蒲田 東海道線 東神奈川 横浜線 八王子 中央東線 松本 大糸線 白馬 >

///適用
東京都区内[区] -> 白馬
経由:[東海道線]東神奈川[横浜線]八王子[中央東線]塩尻[篠ノ井線]松本[大糸線]
営業キロ: 317.3 km     計算キロ: 323.3 km
運賃: ¥5,720       往復: ¥11,440
JR東日本 株主優待2割: ¥4,570
JR東日本 株主優待4割: ¥3,430
小児運賃: ¥2,860   往復: ¥5,720
学割運賃: ¥4,570   往復: ¥9,140

有効日数:   3日
東京から白馬までの最安経路は以下です。
farert% ./farert -11 東京 白馬>/dev/null
!=== auto route ==================

* pre route >>>>>>>
  {東京  -> 白馬}
* auto route(新幹線未使用) >>>>>>>
///適用
東京都区内[区] -> 白馬
経由:[東北線]神田[中央東線]塩尻[篠ノ井線]松本[大糸線]
営業キロ: 295.1 km     計算キロ: 301.1 km
運賃: ¥5,500       往復: ¥11,000
JR東日本 株主優待2割: ¥4,400
JR東日本 株主優待4割: ¥3,300
小児運賃: ¥2,750   往復: ¥5,500
学割運賃: ¥4,400   往復: ¥8,800

有効日数:   3日

大都市近郊区間内発着経路でのルールとそのルールを適用したくない場合

大都市近郊区間内発着の経路は、運賃が最安になる経路で計算されて表示します。
(まだ完全ではなく不具合が残っていますがいつか直します)→20.01で直しました
また大都市近郊区間内発着の経路は、有効日数が1日で途中下車するとご存知の通り、再入場できません(下車時、前途放棄されたものとされ、きっぷが回収されます。大回り中でしたらそこまでの運賃が追加請求されます)。

大都市近郊区間内発着の経路でこのルールの適用をしたくない場合、経路に新幹線を含めることで大都市近郊区間内発着のルールの適用をしないようにすることが可能です。

ただし、例外が3つほどあります。

  1. 東海道新幹線 米原〜新大阪間または、山陽新幹線 西明石〜姫路〜相生間の乗車を経由とする場合
  2. 旅客営業規則第86条、87条の経路上での新幹線乗車
  3. 旅客営業規則第70条の適用範囲内で、その計算経路以外での新幹線乗車

以上に当てはまる場合は、大都市近郊区間内発着のきっぷは大都市近郊区間内のルールに従います。

1.はそのままのとおりですので、2と3について説明したいとおもいます。

2.の旅客営業規則第86条、87条が適用される経路の場合、都区市内は一つの大きな駅と見なされ、そのエリアはどのような経路をとおっても構いません(戻る、重複はダメ)。このルールはこちらにも説明したとおりで、きっぷの購入時にこのエリア内の経路を指定することはできますが制限されます。制限されるというより都区市内エリア内はどういう径路を乗車しても良いため指定できるのは都区市内駅の脱出(侵入)経路だけです。脱出前(侵入後)の経路は指定できないため、新幹線を経路に含めることもできません。ただし、新幹線に乗車することはできます(別途新幹線料金は当然必要ですが)。
例をしめすと、以下の2つの経路は新幹線を指定していますが、きっぷの券面表示はされない(経路指定できない)ので、アプリでは大都市近郊区間が適用されたままです。
farert% ./farert -5 錦糸町 総武線 東京 東海道新幹線 品川 山手線 新宿 中央東線 松本 >/dev/null
<錦糸町 総武線 東京 東海道新幹線 品川 山手線 新宿 中央東線 松本 >

///適用
東京都区内[区] -> 松本
経由:[東北線]神田[中央東線]塩尻[篠ノ井線]
近郊区間内ですので最安運賃の経路にしました(途中下車不可、有効日数当日限り)
営業キロ: 235.4 km
運賃(IC): ¥4,070(¥4,070)    往復: ¥8,140(¥8,140)
JR東日本 株主優待2割: ¥3,250
JR東日本 株主優待4割: ¥2,440
小児運賃: ¥2,030   往復: ¥4,060
学割運賃: ¥3,250   往復: ¥6,500

有効日数:   1日
上記の例では、新宿から脱出していますが、錦糸町〜新宿は都区市内駅の為、どの経路を乗車しても良く、経路指定できません。
farert% ./farert -5 品川 東海道新幹線 東京 東北新幹線 上野 東北線 大宮 高崎線 高崎 上越線 渋川 吾妻線 大前  >/dev/null
<品川 東海道新幹線 東京 東北新幹線 上野 東北線 大宮 高崎線 高崎 上越線 渋川 吾妻線 大前 >

///適用
山手線内[山] -> 大前
経由:[東北線]大宮[高崎線]高崎[上越線]渋川[吾妻線]
近郊区間内ですので最安運賃の経路にしました(途中下車不可、有効日数当日限り)
営業キロ: 181.4 km     計算キロ: 186.9 km
運賃(IC): ¥3,410(¥3,410)    往復: ¥6,820(¥6,820)
JR東日本 株主優待2割: ¥2,720
JR東日本 株主優待4割: ¥2,040
小児運賃: ¥1,700   往復: ¥3,400
学割運賃: ¥2,720   往復: ¥5,440

有効日数:   1日
この経路も品川〜上野は都区市内駅で経路指定できません(アプリでも経路指定はできますが、結果は山手線内[山]として丸められています。(乗っても良いけど計算には含まれていない) 山手線内駅発着(87条)は100kmを越える場合、都区市内駅発着(86条)は200kmを越える場合に適用されますので、旅客営業規則第86条、87条の適用外の経路(100km/200km以下の経路)では、新幹線乗車で大都市近郊区間ルールを除外することができます(以下)。
farert% ./farert -5 品川 東海道新幹線 東京 東北新幹線 上野 東北線 小山  >/dev/null
<品川 東海道新幹線 東京 東北新幹線 上野 東北線 小山 >

///適用
品川 -> 小山
経由:[東海道新幹線]東京[東北新幹線]上野[東北線]
営業キロ: 87.4 km
運賃: ¥1,520       往復: ¥3,040

小児運賃: ¥760     往復: ¥1,520

有効日数:   1日
farert% ./farert -5 品川 東海道新幹線 東京 東北新幹線 大宮 高崎線 高崎 上越線 渋川 吾妻線 大前  >/dev/null  
<品川 東海道新幹線 東京 東北新幹線 大宮 高崎線 高崎 上越線 渋川 吾妻線 大前 >

///適用
山手線内[山] -> 大前
経由:[東北新幹線]大宮[高崎線]高崎[上越線]渋川[吾妻線]
営業キロ: 181.4 km     計算キロ: 186.9 km
運賃: ¥3,410       往復: ¥6,820
JR東日本 株主優待2割: ¥2,720
JR東日本 株主優待4割: ¥2,040
小児運賃: ¥1,700   往復: ¥3,400
学割運賃: ¥2,720   往復: ¥5,440

有効日数:   2日

3.の旅客営業規則第70条の適用範囲内で、その計算経路以外での新幹線乗車ですが、例をしめすと、以下の画面の2番目の経路のような場合、新幹線乗車が70条の適用時の計算経路から外れるので、きっぷ購入時に新幹線乗車する経路を指定することができません。したがって新幹線をアプリで指定しても大都市近郊区間ルールの適用となります。それでも新幹線乗車することはできます(別途新幹線料金は必要ですが)。
以下の画面の最初の経路は旅客営業規則第70条適用時の計算経路上の新幹線乗車なので大都市近郊区間ルールの適用させないことができます。
また、70条の適用経路以外(山手線の外側)での新幹線乗車は、70条や86,87条に関係なく、これまでどおり大都市近郊区間ルールの適用を除外することができます。
farert% ./farert -5 八王子 横浜線 東神奈川 東海道線 品川 東海道新幹線 東京 東北線 日暮里 常磐線 いわき >/dev/null
<八王子 横浜線 東神奈川 東海道線 品川 東海道新幹線 東京 東北線 日暮里 常磐線 いわき >

///適用
八王子 -> いわき
経由:[横浜線]東神奈川[東海道線]品川,日暮里[常磐線]
営業キロ: 284.8 km
運賃: ¥5,170       往復: ¥10,340
JR東日本 株主優待2割: ¥4,130
JR東日本 株主優待4割: ¥3,100
小児運賃: ¥2,580   往復: ¥5,160
学割運賃: ¥4,130   往復: ¥8,260

有効日数:   3日


farert% ./farert -5 八王子 中央東線 代々木 山手線 品川 東海道新幹線 東京 東北線 日暮里 常磐線 いわき >/dev/null  
<八王子 中央東線 代々木 山手線 品川 東海道新幹線 東京 東北線 日暮里 常磐線 いわき >

///適用
八王子 -> いわき
経由:[中央東線]新宿,日暮里[常磐線]
近郊区間内ですので最安運賃の経路にしました(途中下車不可、有効日数当日限り)
営業キロ: 257.8 km
運賃(IC): ¥4,510(¥4,510)    往復: ¥9,020(¥9,020)
JR東日本 株主優待2割: ¥3,600
JR東日本 株主優待4割: ¥2,700
小児運賃: ¥2,250   往復: ¥4,500
学割運賃: ¥3,600   往復: ¥7,200

有効日数:   1日


ご指摘頂いた方には、ここに感謝を申し上げます。ありがとうございました。


オプションメニュー

バージョン19.10からオプションメニューが変わりました。

以下にまとめます。

オプションメニュータイトル(*:既定) 機能説明
特例を適用する* 旅客営業規則第69条、86条、87条、88条、89条、特別運賃(私鉄競合区間)の規則の適用可否
この機能は指定実経路の営業キロを算出するのが目的で、特例を適用しないきっぷは購入できるものではありません
特例を適用しない
発駅を単駅指定* 名阪区間で発駅と都区市内指定にするか、着駅を都区市内指定にするか選択する機能(「発駅を単駅に」、「着駅を単駅に」メニューについて」参照)
着駅を単駅指定
最安経路で運賃計算* 大都市近郊区間エリア内発着で指定した経路が最安経路より50kmを越える場合に表示し、選択できる機能
大都市近郊区間内で大回りを指定すると、このメニューが表示され、指定した通りの経路で運賃を計算するものですが、この経路のきっぷが購入できるのかは知りません(高価になるだけで途中下車もできない当日限りのこの切符をあえて購入する理由は不明ですが、都区市内駅のどの駅を目的地とするか未定な時くらいには有効でしょうか)
指定した経路で運賃計算
旅客営業取扱基準規程115条(単駅最安)* 旅客営業取扱基準規程115条が適用できる経路で、選択できます
旅客営業取扱基準規程115条(特定都区市内発着)
JR東海株主優待券を適用しない* JR東日本、JR西日本管内で東海道新幹線を乗車した場合にJR東海株主優待券を使用するか選択ができます(詳細記事)
JR東海株主優待券を適用する
大阪環状線 近回り* 大阪環状を遠回り、近回りを選択可能です
この機能は営業キロ算出が目的です。実際に発券・購入することはできません(詳細記事)
大阪環状線 遠回り


2019年11月14日木曜日

BRTについて


バージョン19.10からBRTに対応しています。
BRTは、気仙沼線全線 前谷地〜柳津〜気仙沼 と、大船渡線 気仙沼〜盛 までの区間を鉄道の代わりに運行するバスです(専用道路走行バス)。

このうち気仙沼線の前谷地〜柳津は鉄道路線も並行して運行しています。
経路運賃営業キロでは鉄道路線は気仙沼線とし、BRT路線は「気仙沼線(BRT)」、「大船渡線(BRT)」という表記として指定可能となっています。
運賃計算は営業キロを通して計算せずに、鉄道線と切り離して計算します(気仙沼線も大船渡線も地方交通線です)。ただし、先述した前谷地〜柳津間は鉄道線も併走しておりますので、BRT利用においてもこの区間までの利用は前谷地より先(石巻線側)の鉄道線と営業キロを通算して運賃計算しています。
BRT路線と鉄道線の通算を切り離して運賃計算するため、割高になってしまうのを緩和する目的で近隣の路線エリアまでは乗継割引きが効き、¥100-だけ減算される区間があります。詳しくはJR東のホームページでご確認いただければと思いますが、下に表を掲載します。

BRT乗継割引が適用されると、下記の画面のように割引されているという表示になります。

下表に乗継割引区間をしめします。ただし、鉄道線〜BRT線相互のみで、鉄道線〜BRT線〜鉄道線と乗り継ぐ場合、割引にはなりません。画面の例では、気仙沼からではなく、大船渡線で一ノ関から気仙沼で乗継ぐ場合は、下表の範囲内ではありますが割引にはなりません。

割引区間
路線 駅範囲 備考
陸羽東線鳴子御殿小牛田
東北新幹線くりこま高原古川
東北線有壁仙台
仙石線陸前原ノ町あおば通苦竹、小鶴新田を通ると割引しないという点で注意
仙石線福田町石巻
東北線(岩切-利府)岩切利府
仙山線東照宮仙台
大船渡線一ノ関気仙沼
石巻線小牛田女川
また、odecaというものもあるようですが、特に対応の必要もなさそうですのでしていません。それからBRTに変わったところで仙台市内からの旅客営業取扱基準規程第114条が適用される区間がありましたが、BRTで営業キロを一旦打ち切る関係で適用されなくなりました。

2019年11月12日火曜日

バージョン19.11リリース

バージョンアップのお知らせです

【バージョン番号】 19.11
【対象OS】iOS版、Windows版、Android版
【配布サイト】ダウンロード(入手)はここからたどれます

Windows版は既にここからダウンロードできます。Vectorサイトへは依頼済みですが、公開されるまでには2週間以上かかりますので、お急ぎの方はここからダウンロードしてください。
Android版、iOS版公開中です。
以下、更新内容です

<Android, iOS, Windows共通> 

  • JR北海道と本州との通し運賃で加算額が誤っていました
  • 大都市近郊区間内での不具合の修正(山陽新幹線 西明石、姫路、相生間は大都市近郊区間内となっていなかった)
  • 「羽沢横浜国大駅(はざわよこはまこくだいえき)」を追加。東海道本線貨物支線ですが品川、武蔵小杉、鶴見を経由した路線で、これまでの「東海道線(西大井経由)」としています(運賃計算としては鶴見からの延伸扱いですが、電車は鶴見に停まりません)

<Android, iOS>

  • 軽微な改善修正

既知の不具合

  • 会社線の通過連絡で、上り方面の通過連絡は取扱しない乗り入れ路線(発券不可区間)の指定でエラー表示になりますが、下り方面はエラー表示にならない不具合

不具合のご指摘いただいた方、大変ありがとうございました。






2019年11月4日月曜日

Android版19.10.01リリース

Android版を19.10.01として再リリースしました。
内容は19.10とほとんど変わりません。
起動時に、データソースを最新版(消費税10%版)に強制的に切り替えるようにしました。
「設定」メニューから「データソース」を切り替えた方は新規にアップデートする必要はございません。(ちょっと気持ちクラッシュしないような堅牢な処理を施しました。「クラッシュしないよ!」という人は不必要かと)
「設定」メニューでデータソースを過去のデータへ切り替えていた方で、本バージョンにアップデートした場合は、お手数ですが再度、データソースを切り替えていただけますようよろしくお願いします。
参考:内部データベースについて

2019年10月31日木曜日

バージョン19.10リリース

バージョンアップのお知らせです

【バージョン番号】 19.10
【対象OS】iOS版、Windows版、Android版
【配布サイト】ダウンロード(入手)はここからたどれます

Windows版は既にここからダウンロードできます。Vectorサイトへは依頼済みですが、公開されるまでには2週間以上かかります。
Android版は11月3日(日)までには公開予定です。→ 11月11日(月)頃の予定になりそうです
iOS版は数日後、公開予定です.
→ Windows版、iOS版、Android版公開中です
以下、更新内容です

<Android, iOS, Windows共通> 

  • 消費税10%対応(iOS版では対応していましたが、JR四国の地方交通線のみ利用や、IRいしかわ、しなの鉄道線の併算割引、乗継割引に対応していませんでした)
  • 大都市近郊区間内での不具合の修正とオプションメニューの変更
  • 大阪環状線周りの処理仕様を変更
  • 函館線 苗穂の移転対応
  • 「大阪環状線遠回り」「特例非適用」機能において情報メッセージを表示

<Android, Windows>

  • iOS版では19.09としてリリースされた機能(BRT対応など)(詳細)
    (Android, Windows版は、19.09を出せませんでしたので今回Verからになります)
  • iOS版では19.09.01で修正した不具合(消費税8%時代、JR九州の3~6kmの運賃の誤り)(詳細)

<iOS>

  • 往復運賃が表示されていなかった不具合の修正
  • iOS13において、バージョン情報画面を閉じると固まってしまう不具合の修正
  • iPhone4とかの小さい画面で表示がかけていた問題の修正
  • iOS13ダークモードへの対応
    (現在でも継続してiOS8以降で対応しています)

<Android>

  • 株主優待運賃に会社線利用部分が含まれていなかった不具合の修正
  • JR九州の計算キロ表示営業キロと異なる場合においても営業キロを表示していた不具合修正
  • 大阪環状線メニューと経路保存メニューを入れ替え、大阪環状線大回り関連の動作不具合修正
  • 色を少し変更しました。
  • その他細かい不具合の修正

既知の不具合

  • 会社線の通過連絡で、上り方面の通過連絡は取扱しない乗り入れ路線(発券不可区間)の指定でエラー表示になりますが、下り方面はエラー表示にならない不具合

多くの人にとって見た目、機能は変わらないかもですが、内部ロジックを大幅に変更しましたので不具合などございましたらご連絡いただければ幸いです。
遅くなって申し訳ありませんでしたがどうぞよろしくおねがいします。
また、今回新たな不具合の報告がありましたらその修正と、既知の不具合を修正したバージョン19.11を出す予定です(新規開業駅も含む予定です)。






2019年10月5日土曜日

消費税10%対応について

ずいぶんお待たせして申し訳ありませんが、現在、Android版の動作テスト中で、まだまだ時間がかかりそうです。
Android版は、私自身使わないので置き去りになっていた細かい不具合が結構あることがわかり、その修正に時間がかかっております。
Windows版も、Windows PCを所有していないため後回しにしております。
iOS版は、暫定に10%対応しております。JR四国ローカルや大都市近郊区間内の近距離圏内で不具合はあるものの中長距離においては問題なく使えると思いますので、Android版、Windows版の改修目処がついた際に、消費税10%対応正式版を出したいと思います。

冒頭に述べた通り、Android版の不具合が結構ありますので、その改修とテストにお時間をいただいている状況で今月いっぱいはかかる見込みです。
終わりころまでには、すべて完了させてリリースしたいとおもいます。
それまでご不便おかけしますがお待ちいただけますようよろしくお願いいたします。
申し訳ございません。

2019年9月17日火曜日

バージョン19.09.01(iOS版)リリース

バージョンアップのお知らせです

【バージョン番号】 19.09.01
【対象OS】iOS版のみ
【配布サイト】ダウンロード(入手)はここからたどれます

以下修正点です。


    • 消費税10%版に暫定対応しました
    • JR九州 消費税8%時代、3~6kmの運賃が誤っていました。
      220円となっているが正しくは210円

    消費税10%は、以下の情報が不明なため暫定対応です。

    • JR四国 地方交通線のみの運賃
      旅客営業規則第84条の3(イ)、4(ロ)
    • - 本四備讃線における特定運賃
      旅客営業規則第85条の3の2
    • IRいしかわとJR北陸線、七尾線、城端線の乗継割引運賃
    • しなの鉄道線とJR線の乗継割引運賃

    上記該当部は不正確な運賃を表示しますのでご注意ください。
    正式版は10月に入ってからになるかとおもいますのでご了承ください。
    これからAndroid 版の改修作業に入ります。
    これも今月中にはなんとか出したいと思います。

    2019年9月11日水曜日

    バージョン19.09(iOS版)リリース

    バージョンアップのお知らせです
    消費税10%対応ではありません


    【バージョン番号】 19.09
    【対象OS】iOS版のみ
    【配布サイト】ダウンロード(入手)はここからたどれます

    以下修正点です。

    • BRT(気仙沼線、大船渡線)に対応しました
    • 路線DBにかなを追加し、あいうえお順にならべかえるようにした
    • 旅客営業取扱基準規程第115条の誤っていた部分を改善
    • その他大都市近郊区間内の挙動をみなおしました
    • 旅客営業規則第85条3の一部が適用されなくなっていた不具合の修正
    • 門司ー下関間の運賃が上りで誤っていた。(宇多津ー児島間も同様)
    • 以下の路線名を変更
      - 関西空港線(日根野-関西空港)→関西空港線
      ※該当する路線を保存されていた場合、破棄されてしまいますのでお手数おかけしますが再度、経路指定&保存が必要です
    Android版、Windows版は上記の不具合がございますのでご注意ください。今後、Android版、Windows版も修正予定です。
    その前に消費税10%対応版の改定作業に入ります。
    不具合など、お気づきの点。ございましたらお知らせいただけますと幸いです。

    今回修正した内容の詳しい解説は消費税対応版を出したあと、Android、Windows版の対応版もリリースできたあと、落ち着いたら書きたいと思います。主にBRTと大都市近郊区間絡みの内容です。

    消費税10%版これからやります。再来週の日曜日にはできればとおもいますがダメなら再々来週の日曜日(29日)にはだせればと(毎週末にここで進捗状況を報告いたします)
    ただし、そのあと、Android版の対応をおこないます。
    Windows版はさらにそのあとつくります。
    ちなみに作者の時間が取れるのは、平日夜の一部と、土日の一部のみです(祝日も休日ではない会社勤務)。リリースが遅れることはご容赦ください。

    あと、消費税増税対応していて気がついたのですが智頭急行の上郡、佐用間の運賃が間違ってますのでご注意ください。すみません。

    2019年8月18日日曜日

    現在の状況

    7月にBRT対応版を出す予定でしたが、
    大都市近郊区間内での不具合の報告をいくつかいただいており、当方でも不具合をいくつかみつけております。
    最初のリリースからいままでほとんど(9割方)の不具合報告は、大都市近郊区間内周りでの問題でしたが、近距離きっぷについてはその用途からいって他のルート検索ソフトに任せ、軽視しておりました。
    内部的には設計をみなおし、大幅な変更になり、かなり時間をいただくようになりますのでご了承ください。
    BRTは結構簡単にすぐ終わっているのですが、上記の問題があり、巻き込む形ですがおまちください。
    現在、開発時間もとれないことから、消費税10%版も10月がすぎてしまうかもですがご容赦ください。

    2019年6月26日水曜日

    Androidバージョン19.06.01リリース

    既にリリースされましたバージョン19.06ですが、Android版でクラッシュログが多数あがっておりました。
    三たびになりますが、一部コードを修正し、19.06.01として6月25日昼にリリースしなおしました。
    いまのところクラッシュログはあがっておりません。


    2019年6月24日月曜日

    Android版バージョン19.06

    昨日リリースしましたAndroid版19.06ですがクラッシュログが多数あがってしまっていました。
    原因不明です。
    こちらで実機でテストしてみたところ動作していそうでしたので再度アップロードしました。
    これといった修正をせずに原因不明のままですので、大変御不便おかけするかもしれませんが様子をみさせていただけますでしょうか。
    どうぞよろしくお願いいたします。
    バージョン番号は変えましたが、バージョン名はそのままです。

    19.06バージョンアップのお知らせ

    不具合を修正しました
    ご指摘いただきました方、大変ありがとうございました。

    【バージョン番号】 19.06
    【対象OS】iOS版, Windows版, Android版
    【配布サイト】ダウンロード(入手)はここからたどれます

    Android版とiOS版は数時間以内には公開されているはずです。
    Windows版は既にここからダウンロードできます。Vectorサイトで公開されるまでには2週間以上かかります。

    <Android, iOS, Windows共通> 

    • 山手線内の駅と山手線内ではない都区内の駅との相互の発着で、100kmを越える旅客営業規則第87条が適用された経路の運賃計算が東京駅〜東京駅となっていた。さらにAndroid版では表記も山手線内〜山手線内となっていた

    <Android版> 

    • カラーデザインを変更しました

    <iOS版、Windows版> 

    • 特にありません


    2019年6月23日日曜日

    はじめての「経路運賃営業キロ計算アプリ」の使い方3

    前記事の続きです。
    最後に説明していなかった「経路保存」画面です。

    iOSでの説明で古い記事ですが、以下もご参照ください。Android版も同様です。

    2019年6月16日日曜日

    はじめての「経路運賃営業キロ計算アプリ」の使い方2

    前記事の続きです。
    経路運賃営業キロ計算アプリで作成した経路の操作について各画面の説明をしています。




    チュートリアル(はじめての「経路運賃営業キロ計算アプリ」の使い方)

    いまさらながら、はじめての「経路運賃営業キロ計算アプリ」の使い方を作成してみました。
    なお、画面はリリース前のAndroid版のものですが、現在リリースされているものとも、iOSもほぼ同様です。

    はじめて起動したときの画面から経路を作成し、一通りのつかいかたを説明しています。

    経路の作成の方法は以上です。
    つづきは、作成した経路についての詳細や保持方法についてです。




    2019年6月2日日曜日

    指定できる路線

    経路運賃営業キロ計算アプリで指定できる路線は、JR旅客旅客会社6社であり、JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州、JR四国の全路線と、JR線の優等列車が通過する通過連絡運輸協定が締結されていると思われる会社線について指定可能です。JR東日本のBRT路線も含みます。

    会社線についてはこちらをご参照ください。
    BRT路線についてはこちらをご参照ください。

    JR線については、JR線路名称公告、鉄道要覧に掲載している路線名で指定可能ですが、以下例外もあります。
    • 赤羽線と東北本線 大宮-赤羽の武蔵浦和経由は埼京線となります
    • 中央本線は、中央西線、中央東線としています(金山〜塩尻を中央西線、東京〜塩尻を中央東線:東京〜神田は東北線と重複)
    • 東海道本線、東北本線、信越本線など、「本線」は全て鉄道要覧の線路名称である「線」に置き換えられ、先の路線名は東海道線、東北線、信越線となります。

    こちらの「路線名について」にも記載しておりますが、通称名称での表示とはなっておりません(中央東線・西線や埼京線を除く)。
    例えば茶屋町-多度津間を「本四備讃線」と表示し、「瀬戸大橋線」とはしておりません。
    京浜東北線、湘南新宿ラインという路線は存在しません。東京-大宮は東北線、東京-横浜は東海道線、横浜-大船を根岸線となります。

    山手線も正式には品川~代々木、新宿~田端間の路線です。埼京線は本来、池袋~赤羽間は赤羽線、赤羽~武蔵浦和~大宮は、東北線の別線が正式な路線となります(本アプリではここは埼京線ですが)
    別線は、JR窓口で発券される乗車券の券面表示(マルスシステム)では「東海道3」や「信越2」とかになりますが、これは全て「東海道線(西大井経由)」、「信越線(篠ノ井-長野)」、「信越線(高崎-横川)」、「信越線(直江津-新潟)」などと一般の方にも分かり易い表記にしております。これらは東北線、東海道線、函館線等でも同様です

    横須賀線も正式である、久里浜~大船間としています。湘南新宿ラインや横須賀線が停車し、東海道線が停車しない東戸塚、戸塚も正式には東海道線貨物支線の一部ですので、これらは東海道線としています。鶴見から西大井、品川も同様に「東海道線(西大井経由)」としています(マルスシステムでは「東海道3」)

    新幹線は以下です
    • 東海道新幹線(東京〜新大阪)
    • 山陽新幹線(新大阪〜博多)
    • 九州新幹線(博多〜鹿児島中央)
    • 東北新幹線(東京〜新青森)
    • 北海道新幹線(新青森〜新函館北斗)
    • 上越新幹線(大宮〜新潟)
    • 北陸新幹線(高崎〜金沢)
    • 山形新幹線(福島〜新庄)

    このうち山形新幹線は在来線と同一線路を使用していますが、近郊区間内乗車と区別をつけて乗車したい場合用に分かれています。経路に新幹線を含めると近郊区間内乗車の条件から外れる為、最短経路計算しない。100km以上で有効期間を当日限りではなく、途中下車したい場合に有用です。


    2019年5月29日水曜日

    バージョン19.05.02アップのお知らせ

    不具合を修正しマイナーバージョンアップしました
    ご指摘いただきました方、大変ありがとうございました。

    【バージョン番号】 19.05.02
    【対象OS】iOS版, Windows版, Android版
    【配布サイト】ダウンロード(入手)はここからたどれます

    全プラットフォーム版が本日には公開されるはずです。
    但し、Windows版は、Vectorサイトで公開されるまでには2週間以上かかりますので、ここからダウンロードしてください。

    <Android, iOS, Windows共通> 

    • JR北海道内 地方交通線、幹線の合算営業キロが10.0キロ未満の運賃の適用に誤りがありましたので修正しました。 
    • 大都市近郊区間内で600kmを超える経路や、会社線(しなの鉄道線)を経由したほうが近い経路だと正しいIC運賃が得られていない不具合の修正
    • 最短経路算出に「新幹線」使用の有無以外に「会社線」の使用有無も追加(従来は会社線は常に含まれていた)
    • 新幹線経由での東京-品川の運賃が異なっていた
    • 会社線路線名の変更
      伊勢線 → 伊勢線(伊勢鉄道)
      中村線 → 中村線(土佐くろしお)
      智頭線 → 智頭線(智頭急行)
      宮津線 → 宮津線(北近畿タンゴ)
      宮福線 → 宮福線(北近畿タンゴ)
    ※ 上記会社線を含んだ経路を保存されていた場合、ご不便おかけしますが、エラーとなり表示されなくなりますのでお手数ですが再経路編集&保存していただけますようよろしくお願いいたします。 上記以外の会社線(青い森鉄道とか、えちごトキめき鉄道とか地下鉄空港線とか)は、既存の名前のままです。 路線名が一見してJR線と区別がわかりづらい路線に()を付加しました。ふざけた路線名でない場合や、硬い名称の路線はJR線と思っていただければと思います。

    <Android>

    • 発駅、着駅選択画面をスクロールすると上部が欠けるのを修正
    • 結果ビューで下端が欠けるのを修正
    • リスト選択で、Ripple&Effect表示するようにした。
    • 許可されていない会社線を指定したなどのエラーメッセージが表示された場合、経路がきっぷホルダへ追加できない不具合の修正

     <iOS>

    • きっぷホルダ(左ビュー)に保持した経路を再び編集する際、複乗や同一駅を通過できてしまう不具合の修正

    2019年5月5日日曜日

    バージョン19.05.01アップデートのおしらせ

    不具合を修正しバージョンアップしました
    19.05のアップデートより数日しか経ておりませんが、申し訳ありません

    【バージョン番号】 19.05.01
    【対象OS】iOS版, Windows版, Android版
    【配布サイト】ダウンロード(入手)はここからたどれます

    今回は不具合修正で、DBのみの修正です。

    • おおさか東線の高井田中央-新加美間の各駅が旅客営業規則第86条(5)に含まれていなかった不具合の修正

    ご指摘いただいた方、大変ありがとうございました。
    iOS版は2日程度で公開・反映されますのでご確認ください。
    Android版は既に公開されているはずです。
    Windows版は、Vectorサイトでは2週間程時間がかかるため、お急ぎの方はここでダウンロードできます。



    2019年5月4日土曜日

    バージョン19.05アップデートのお知らせ


    不具合を修正しバージョンアップしました

    【バージョン番号】 19.05
    【対象OS】iOS版, Windows版, Android版
    【配布サイト】ダウンロードはここからたどれます

    Windows版はVectorサイトでは2週間近くかかりますのでお急ぎの方は、ここから直接ダウンロードできます。
    iOS版、Android版は既に公開中ですがご確認後、アップデートしていただけますようよろしくお願いいたします。

    以下、修正内容です。

    <iOS, Android, Windows>

    • 経路選択時、発駅に戻ってくる経路選択時、発駅がわかるようにした

    <iOS, Androidバージョン>

      • 大都市近郊区間内で同一駅内発着の場合の註釈が表示されていなかった不具合の修正(エクスポートテキストには表示されていた)
      • メッセージ表記を修正

      <Androidバージョン>

          • メイン画面の経路選択後、スクロールするようにした

          以上です

          2019年5月3日金曜日

          大都市近郊区間について

          大都市近郊区間の発着について」の動作を変更しました。


          ユーザ操作により指定した経路の営業キロをそのまま計算して運賃結果も表示していましたが、バージョン19.04から最短経路を算出して運賃計算します。
          普通に駅の券売機で購入した金額、自動改札で減算される金額となるはずです(作者一人がこっそりと検証しているだけですので完全ではないです。必ずしも正確ではない可能性もあります)。

          遠回りで指定しても最短経路に強制的に書き換えて計算します。


          そして、結果画面に、
          「近郊区間内ですので最短経路の運賃です(途中下車不可、有効日数当日限り)」
          と表示されます。
          経路は最短経路に強制的に書き換わっております。
          例えば旅客営業規則86条・87条が適用される都区市内の駅の発着の場合は、中心(代表)駅からの最短経路で計算します。



          従来の表示

          もし、営業キロの算出目的などで指定した経路どおりに計算したいのであれば「特例を適用しない」オプション機能(メニュー)がありますので選択してください。
          「近郊区間内ですので最短経路の運賃で利用可能です(途中下車不可、有効日数当日限り)」
          と表示され、指定した経路で計算します。

          同一駅発着の場合

          但し、例外があります。
          同一駅発着の場合、最短経路は算出できないため(0kmとなってしまう)、指定した経路通りに計算します。そして、
          「近郊区間内ですので同一駅発着のきっぷは購入できません.」
          と表示されます。
          実際にはそのようなきっぷは発券できないとおもいます。というか、例えば山手線で渋谷から大回りして渋谷まで乗車する場合、渋谷-原宿と原宿-渋谷間の2経路の計算した運賃となるかとおもいます(別に恵比寿-渋谷でもよいですが)。

          大都市近郊区間内発着ではない場合や、新幹線乗車の場合は同一駅発着の大回り経路を指定することも発券することも可能です。

          最安運賃≠最短経路の場合

          また、内部的な処理の説明になりますが、最短経路というのは地方交通線の場合、営業キロではなく計算キロの最短経路を算出します。また一部電車特定区間との絡みで最短経路より電車特定区間内の距離の大きい方が金額が安い場合がありますのでその場合は予測してそちらの経路でも金額を判定して安い方を選択するようにしてから結果表示をします。
          但し繰り返しますが、全駅で検証したわけではありませんし、予測に基づいて営業(計算)キロから金額を算出していますので誤りがある可能性もあります。その場合はお知らせ頂けますと幸いです。

          特別運賃区間の表示

          電車特定区間内発着の中でも私鉄路線との競合により「特別運賃区間」があります。
          この場合、今までそれが適用されたかユーザさんには解らないような作りとなっておりましたので、それを表示するようにしました(下図)


          2019年5月2日木曜日

          旅客営業規則第86条、87条の経路指定について

          先日、問い合わせがありまして、山陽新幹線で新大阪方面から小倉で乗り換え、鹿児島線で門司、門司港方面への指定ができないとのご指摘をうけました(経路重複エラーとなる)。
          「えきすぱあと」、「Yahoo乗り換え案内」などで試してみたのですが、確かにご指摘の通り、新大阪(山陽新幹線)小倉(鹿児島線)門司の指定は可能で運賃は計算されました。
          一方、さらに上記サイト(アプリ)で、広島(山陽新幹線)小倉(鹿児島線)門司の指定をおこなうと、小倉で運賃計算は打ち切り2枚の乗車券として計算されているようでした。
          これはどういうことかというと、先の経路は「旅客営業規則第86条・87条」が適用されていますので、指定が可能でした。つまり、新大阪〜小倉は200kmを越えるため、旅客営業規則第86条が適用されますので、新大阪〜小倉も、新大阪〜小倉〜門司も同一運賃です。
          小倉も門司も北九州市内[九]範囲内ですので新大阪から小倉で降りて門司で下車することも可能です。ということで上記サイト(アプリ)でも運賃が1枚の乗車券で発券可能と計算されていました。
          ただし、広島〜小倉は200kmに満たないため、小倉で打ち切られ、小倉〜門司は経路を戻るため片道切符の条件から逸れますので2枚の切符が必要になります。(広島-小倉+小倉-門司)
          ということで、旅客営業規則第86条、87条適用時の経路指定ではこのような重複経路も許可するようなアプリの作りにいつか変えたいと思います(すいませんが優先順位は低いです)。

          ちなみに、新幹線 小倉〜新下関間も、小倉〜博多間も在来線の駅以外の駅がありませんので、在来線と新幹線は同一線扱いとなります。ですので折り返しは片道乗車券ではできません。

          当初のコンセプト通り、本アプリは旅客営業規則の存在くらいは知った人を対象としていますので、それまでは旅客営業規則第86条・87条の範囲は把握して使っていただくようにお願いします。
          例えば、東京から東北新幹線で仙台で下車し、常磐線で東京に戻ってくる経路の場合、指定は、[東京 東北新幹線 仙台 東北線 岩沼 常磐線 上野 東北線 東京]という経路になりますが、本アプリでは上野を指定した時に「経路が終端に達しました」となり、日暮里で打ち切られてしまいます。
           

          ですが、この乗車券は旅客営業規則第86条が適用され、[東京都区内-東京都区内]の乗車券となり、実際には東京から乗車して、東京へ帰ってくることも蒲田までも乗降可能です。
          ※ それ以前に現在、常磐線は一部不通区間があるためこのような乗車券は発券されません(2019年度末に開通予定?)。例として破綻してますね。きになるひとは東北新幹線 小山 水戸線 友部 常磐線と経路を読み替えて頂いても結構です。
          但し、横浜まで足をのばすと、蒲田〜横浜までの別運賃でもう一枚の乗車券が必要になります。
          これを都区内〜東海道線 横浜と言わずに山陽、九州方面までの乗車券として一枚で成立させるには、[西日暮里 東北線 大宮 東北新幹線 仙台 東北線 岩沼 常磐線 日暮里 東北線 東京 東海道線 〜]と指定が可能ですが、この場合、西日暮里発が単駅指定(指定通りの駅発)となります(これも旅客営業規則第86条の「ただし〜」ではじまる条文に書かれています)。東京から乗車するには、東京-西日暮里の乗車券が別途必要になりますね。



          2019年4月30日火曜日

          JR東海のIC運賃(TOICA)について

          JR東海区間内の乗車の際、最短経路で計算し、そちらの方が安い場合、ICカード(TOICA使用)の場合は、そちらの運賃をIC運賃として表示するにようになりました。
          IC運賃の適用はJR東海の場合とJR東日本の都市部に限られます。

          JR東海:IC運賃=最短距離で運賃を算出、紙切符運賃=乗車経路の運賃
          JR東日本:IC運賃=営業キロから金額を算出し、消費税分を一円単位で計算、紙切符運賃=金額の算出方法は同一だが消費税分を四捨五入し10円単位で丸められます。
          JR東海ではIC運賃の方が安い場合がありますが、
          JR東日本では、IC運賃の方が10円未満ですが、安い場合も高い場合もあり得ます。
           

          新幹線と在来線の乗り換えについての補足

          新幹線と在来線の相互乗り換えについて、
          17.04で修正した内容について補足します。

          前記事の表に掲載した区間は、新幹線と在来線は同一視する区間ですが例外もあるという記事でした(旅客営業規則第16条の2)。
          ですが、新幹線と在来線を別線扱いする区間の場合の片道乗車券の成立範囲に作者の誤解がありました。
          前記事にも書いた記事は間違いではありませんが、詳しくないところがあります。

          すなわち、17.04以前では、三原から新幹線で福山で下車し、在来線で下り方面は三原まで乗車が可能でした。ですがこれを改め、糸崎までとしました。
          逆に三原から在来線で福山まで乗車し新幹線で折り返す場合も、新尾道までで、三原へはいけません。(お分かりだと思いますが念のために記すと、一枚の片道切符ではという意味です。連続切符やもう一枚の片道切符を買い足せば当然いけます。)

          (17.04より前のバージョンでは三原までいけましたがこれは誤りと指摘を受け、そうしております)
          ただし、糸崎からであれば福山で乗り換え、新幹線で三原や広島方面各駅まで行くことが可能です。

          2019年4月19日金曜日

          19.04.03バージョンアップ


          Android版のみ、不具合を修正しバージョンアップしました

          【バージョン番号】 19.04.03
          【対象OS】Android版 
          【配布サイト】ダウンロードはここからたどれます

          以下、修正内容です。

          <Androidバージョン>

            • 大都市近郊区間内で旅客営業規則第86条、87条を適用した運賃を計算するときに結果が誤っていた。また、その際アプリがクラッシュしてしまう不具合の修正
            • 大都市近郊区間内での結果表示に「最短経路」メニューを削除した(大都市近郊区間内ではデフォルトで最短経路のため。指定した経路で表示したい場合「特例非適用」をメニューで切り替えられます)
            19.04.02は上記のクラッシュする問題がありましたので、19.04.03が最新となります。
            まとめますと、現在の最新バージョンは、

            iOS版 :19.04.01 
            Android版:19.04.03
            Windows版:19.04

            となります

            以上です

            2019年4月16日火曜日

            バージョン19.04.01


            バージョンアップのお知らせ

            【バージョン番号】 19.04.01
            【対象OS】Android版 / iOS版 
            【配布サイト】ダウンロードはここからたどれます

            バージョン19.04をリリースして1日も経っていませんですが再バージョンアップのお知らせです。申し訳ありません。

            <iOS>

            • 「設定画面」のデータベース切り替えの文言が[消費税3%]となっていたが、正しくは[消費税5%]

            <Android>

            • JR四国を含む経路において結果表示がJR九州になっていたのを修正

            以上です、不具合のご指摘をいただいた方、大変ありがとうございました。


            バージョン19.04リリース


            バージョンアップのお知らせ

            【バージョン番号】 19.04
            【対象OS】Android版 / iOS版 / Windows版
            【配布サイト】ダウンロードはここからたどれます

            ※ 公開日
            iOS版 : 公開中
            Android版: 今日中には。
            Windows版: 早くて来週水曜日

            <各プラットフォーム共通>

            • 旅客営業規則第69条の「〜当該各号末尾のかっこ内の両線路にまたがる場合〜」の部分の一部パターンの経路で、誤った経路に変換されていたのを修正
            • 新幹線←→在来線の折り返し乗車において作者が誤解釈していた処理を修正
            • えちごトキめき鉄道の上越妙高、妙高高原駅の運賃が定義されていなかった不具合の修正
            • 大都市近郊区間内経路で最短経路運賃だけではなく、営業キロ(計算キロ)の少ない方の経路を表示する

            <Android, iOS>

            • データベース切り替え時にメインビューに最新データ以外は表示するようにした
            • データベース切り替え時に、保存経路を読み直すようにし、そのデータベースの時代に存在しない経路は扱わない(読み込まない)ようにした 

            <Android>

            • 色々不具合の修正し、初の正式バージョンとしました
            ※ BRTには対応していません。

            以上です、不具合のご指摘をいただいた方、大変ありがとうございました。


            2019年3月4日月曜日

            19.03アップデート(iOS, Windows)

            バージョンアップのお知らせ

            【バージョン番号】 19.03
            【対象OS】iOS版 / Windows版
            【配布サイト】ダウンロードはここからできます→

            ※ Android版についてはしばらくおまちください

            各サイトへ申請中です。公開されるまで一週間程度お待ちください。

            変更点を記します

            iOS版, Windows版共通

            <不具合修正>
            • 仙台近郊区間に磐越西線 郡山〜喜多方と、磐越東線 郡山〜船引の指定がぬけているのを修正
            • 新潟近郊区間の範囲に村上〜新津を追加
            • JR東海区間内発着の経路はIC運賃では最短経路で計算されるようにする
            • 八高線 拝島-八王子を通る経路の運賃計算が誤っていたのを修正
            • 2018年12月の北越急行の運賃改定に対応
            <仕様変更>
            • 大都市近郊区間においては最短経路で運賃を自動計算するようにし、指定経路は「特例非適用」オプションを指定可とする
            • 特定区間運賃の場合、その旨、表示するようにした。特例非適用オプションで特定区間運賃を適用しない運賃を表示するようにした
            • 常磐線移設対応の修正が不完全でしたので修正
            <新設駅>
            • 山陰線 梅小路京都西
            • おおさか東線 新大阪〜放出間
            • 筑肥線 糸島高校前
            • 常磐線 Jヴィレッジ
            <廃止>
            • 山田線 磯鶏〜釜石
            • 根室線 初田牛、尺別、直別
            • 石勝線 夕張〜新夕張
            <駅名変更>
            • 片町線 東寝屋川 → 寝屋川公園
            以上です、ご迷惑おかけして申し訳ございません。
            ご指摘いただいた方、大変ありがとうございました。
            ※ まだBRTには対応していません。
            ※ Android版は今回の修正対応も含めこれから作業しますのでしばらく(5月の連休明けくらい)おまちください。

            2019年1月20日日曜日

            Androidバージョン0.1.3(ベータ版)

            Android版をベータバージョン 0.1.3アップデートしました

            【バージョン番号】 0.1.3  (18.11相当)
            【対象OS】Android版
            【配布サイト】Google Play で入手できます。ダウンロードページからも辿れます。

            修正内容

            • Android Version9(API28)で起動できなかった不具合の修正

            以上です
            ベータ版ですので、不具合内容があればお知らせいただけたらと思います。