2017年3月10日金曜日

会社線通過連絡運輸について

(本アプリでの会社線通過連絡運輸規則はこちら)
(本アプリで指定可能な会社線はこちら)
経路運賃営業キロ計算アプリは、一枚の片道切符として購入できる範囲の経路を計算することができるようにしております。
その範囲において会社通過連絡運輸の仕様は、

  JR  会社線  JR  

  JR    会社線1    会社線2    JR  

を計算できるようにしています。
ただし、会社間の取り決めにより、通しの乗車券を発券しない箇所もありますのでその場合は作者の理解している範囲で制限した仕様になっています(こちら)。

また以下の経路
  JR  会社線

  会社線    JR  

  会社線  

も指定できますし、運賃額も正しく計算できるようにしたつもりですがこの乗車券は通しで購入できるものもできないものもありこれらは未確認です。
「経路運賃営業キロ計算アプリ」では、「通過連絡運輸」が取り扱われている会社線に対応しています。「連絡運輸」が取り扱われている会社線はさらに多くありますが対応しておりません。アプリの操作時、JR-会社線-JRと指定するところを会社線までの指定で止めている場合、運賃額は合っていますが、その乗車券が発売箇所によっては購入できないことがありますのでご注意ください。この場合、指定は可能で結果表示時の注意書きで「この経路は通しで購入することはできません」とか「会社線通過連絡運輸区間ではないためJR窓口で乗車券は発券されません」などと表示するようにしています。

以下の経路はJRのなんの決まりかはわかりませんが、発券できないということで経路運賃営業キロアプリでも指定できません。

  JR    会社線     JR    会社線  

また、以下の経路も指定できません。
  会社線     JR    JR  
(会社線ではじまる経路はJR線を1指定のみ許可する)

繰り返しますが、これらの経路は1枚の片道乗車券としては発券されませんのでご注意ください。また発売箇所も発駅以外では発売しませんし、通しで購入もできるものもあればできないものもあります。

会社線通過連絡運輸の運賃額について

会社線通過連絡の運賃の計算方法についてですが知識として知っておくと安上がりにするコツも掴め経路計画の際に為になると思います。

通常の会社線通過連絡運輸の経路、
  JR  会社線  JR  
の場合、JR線はJR線のみの営業キロを通算して運賃額を算出し(1)、会社線は会社線の運賃のみを算出し(2)、その合計((1)+(2))を運賃額とします。JR線は通算されますので途中で乗車券を区切る(分割する)より普通は安くなります。
(「IRいしかわ」、「しなの北」では乗継割引(併算割引)が適用される区間があります)
それでも有効日数の計算は会社線を含めた全営業キロから算出されます。
また、学割も適用されますがこれはJR部分のみに適用します(会社線の営業キロが100キロメートルを越えた場合は会社線にも適用可能です。この場合の学割証も1枚で良いハズです)。
さらに株主優待割引も同様、JR部分のみ通算運賃に対して株主優待割引を適用してから会社線運賃額を加算します。

  JR   会社線 
 会社線   JR  
は、会社毎に計算されるため途中で乗車券を分割しても運賃額は同じです。
また、

  JR    会社線1    会社線2    JR  
のパターンで、会社線1−会社線2と購入する場合併算割引が適用されるが、上記の購入の場合で併算割引が適用されずに会社1線と会社2線を分割して購入したのと同じ計算方式を取られる箇所(「IRいしかわ」+「あいの風とやま」)もあります。










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