2019年5月29日水曜日

バージョン19.05.02アップのお知らせ

不具合を修正しマイナーバージョンアップしました
ご指摘いただきました方、大変ありがとうございました。

【バージョン番号】 19.05.02
【対象OS】iOS版, Windows版, Android版
【配布サイト】ダウンロード(入手)はここからたどれます

全プラットフォーム版が本日には公開されるはずです。
但し、Windows版は、Vectorサイトで公開されるまでには2週間以上かかりますので、ここからダウンロードしてください。

<Android, iOS, Windows共通> 

  • JR北海道内 地方交通線、幹線の合算営業キロが10.0キロ未満の運賃の適用に誤りがありましたので修正しました。 
  • 大都市近郊区間内で600kmを超える経路や、会社線(しなの鉄道線)を経由したほうが近い経路だと正しいIC運賃が得られていない不具合の修正
  • 最短経路算出に「新幹線」使用の有無以外に「会社線」の使用有無も追加(従来は会社線は常に含まれていた)
  • 新幹線経由での東京-品川の運賃が異なっていた
  • 会社線路線名の変更
    伊勢線 → 伊勢線(伊勢鉄道)
    中村線 → 中村線(土佐くろしお)
    智頭線 → 智頭線(智頭急行)
    宮津線 → 宮津線(北近畿タンゴ)
    宮福線 → 宮福線(北近畿タンゴ)
※ 上記会社線を含んだ経路を保存されていた場合、ご不便おかけしますが、エラーとなり表示されなくなりますのでお手数ですが再経路編集&保存していただけますようよろしくお願いいたします。 上記以外の会社線(青い森鉄道とか、えちごトキめき鉄道とか地下鉄空港線とか)は、既存の名前のままです。 路線名が一見してJR線と区別がわかりづらい路線に()を付加しました。ふざけた路線名でない場合や、硬い名称の路線はJR線と思っていただければと思います。

<Android>

  • 発駅、着駅選択画面をスクロールすると上部が欠けるのを修正
  • 結果ビューで下端が欠けるのを修正
  • リスト選択で、Ripple&Effect表示するようにした。
  • 許可されていない会社線を指定したなどのエラーメッセージが表示された場合、経路がきっぷホルダへ追加できない不具合の修正

 <iOS>

  • きっぷホルダ(左ビュー)に保持した経路を再び編集する際、複乗や同一駅を通過できてしまう不具合の修正

2019年5月5日日曜日

バージョン19.05.01アップデートのおしらせ

不具合を修正しバージョンアップしました
19.05のアップデートより数日しか経ておりませんが、申し訳ありません

【バージョン番号】 19.05.01
【対象OS】iOS版, Windows版, Android版
【配布サイト】ダウンロード(入手)はここからたどれます

今回は不具合修正で、DBのみの修正です。

  • おおさか東線の高井田中央-新加美間の各駅が旅客営業規則第86条(5)に含まれていなかった不具合の修正

ご指摘いただいた方、大変ありがとうございました。
iOS版は2日程度で公開・反映されますのでご確認ください。
Android版は既に公開されているはずです。
Windows版は、Vectorサイトでは2週間程時間がかかるため、お急ぎの方はここでダウンロードできます。



2019年5月4日土曜日

バージョン19.05アップデートのお知らせ


不具合を修正しバージョンアップしました

【バージョン番号】 19.05
【対象OS】iOS版, Windows版, Android版
【配布サイト】ダウンロードはここからたどれます

Windows版はVectorサイトでは2週間近くかかりますのでお急ぎの方は、ここから直接ダウンロードできます。
iOS版、Android版は既に公開中ですがご確認後、アップデートしていただけますようよろしくお願いいたします。

以下、修正内容です。

<iOS, Android, Windows>

  • 経路選択時、発駅に戻ってくる経路選択時、発駅がわかるようにした

<iOS, Androidバージョン>

    • 大都市近郊区間内で同一駅内発着の場合の註釈が表示されていなかった不具合の修正(エクスポートテキストには表示されていた)
    • メッセージ表記を修正

    <Androidバージョン>

        • メイン画面の経路選択後、スクロールするようにした

        以上です

        2019年5月3日金曜日

        大都市近郊区間について

        大都市近郊区間の発着について」の動作を変更しました。


        ユーザ操作により指定した経路の営業キロをそのまま計算して運賃結果も表示していましたが、バージョン19.04から最短経路を算出して運賃計算します。
        普通に駅の券売機で購入した金額、自動改札で減算される金額となるはずです(作者一人がこっそりと検証しているだけですので完全ではないです。必ずしも正確ではない可能性もあります)。

        遠回りで指定しても最短経路に強制的に書き換えて計算します。


        そして、結果画面に、
        「近郊区間内ですので最短経路の運賃です(途中下車不可、有効日数当日限り)」
        と表示されます。
        経路は最短経路に強制的に書き換わっております。
        例えば旅客営業規則86条・87条が適用される都区市内の駅の発着の場合は、中心(代表)駅からの最短経路で計算します。



        従来の表示

        もし、営業キロの算出目的などで指定した経路どおりに計算したいのであれば「特例を適用しない」オプション機能(メニュー)がありますので選択してください。
        「近郊区間内ですので最短経路の運賃で利用可能です(途中下車不可、有効日数当日限り)」
        と表示され、指定した経路で計算します。

        同一駅発着の場合

        但し、例外があります。
        同一駅発着の場合、最短経路は算出できないため(0kmとなってしまう)、指定した経路通りに計算します。そして、
        「近郊区間内ですので同一駅発着のきっぷは購入できません.」
        と表示されます。
        実際にはそのようなきっぷは発券できないとおもいます。というか、例えば山手線で渋谷から大回りして渋谷まで乗車する場合、渋谷-原宿と原宿-渋谷間の2経路の計算した運賃となるかとおもいます(別に恵比寿-渋谷でもよいですが)。

        大都市近郊区間内発着ではない場合や、新幹線乗車の場合は同一駅発着の大回り経路を指定することも発券することも可能です。

        最安運賃≠最短経路の場合

        また、内部的な処理の説明になりますが、最短経路というのは地方交通線の場合、営業キロではなく計算キロの最短経路を算出します。また一部電車特定区間との絡みで最短経路より電車特定区間内の距離の大きい方が金額が安い場合がありますのでその場合は予測してそちらの経路でも金額を判定して安い方を選択するようにしてから結果表示をします。
        但し繰り返しますが、全駅で検証したわけではありませんし、予測に基づいて営業(計算)キロから金額を算出していますので誤りがある可能性もあります。その場合はお知らせ頂けますと幸いです。

        特別運賃区間の表示

        電車特定区間内発着の中でも私鉄路線との競合により「特別運賃区間」があります。
        この場合、今までそれが適用されたかユーザさんには解らないような作りとなっておりましたので、それを表示するようにしました(下図)


        2019年5月2日木曜日

        旅客営業規則第86条、87条の経路指定について

        先日、問い合わせがありまして、山陽新幹線で新大阪方面から小倉で乗り換え、鹿児島線で門司、門司港方面への指定ができないとのご指摘をうけました(経路重複エラーとなる)。
        「えきすぱあと」、「Yahoo乗り換え案内」などで試してみたのですが、確かにご指摘の通り、新大阪(山陽新幹線)小倉(鹿児島線)門司の指定は可能で運賃は計算されました。
        一方、さらに上記サイト(アプリ)で、広島(山陽新幹線)小倉(鹿児島線)門司の指定をおこなうと、小倉で運賃計算は打ち切り2枚の乗車券として計算されているようでした。
        これはどういうことかというと、先の経路は「旅客営業規則第86条・87条」が適用されていますので、指定が可能でした。つまり、新大阪〜小倉は200kmを越えるため、旅客営業規則第86条が適用されますので、新大阪〜小倉も、新大阪〜小倉〜門司も同一運賃です。
        小倉も門司も北九州市内[九]範囲内ですので新大阪から小倉で降りて門司で下車することも可能です。ということで上記サイト(アプリ)でも運賃が1枚の乗車券で発券可能と計算されていました。
        ただし、広島〜小倉は200kmに満たないため、小倉で打ち切られ、小倉〜門司は経路を戻るため片道切符の条件から逸れますので2枚の切符が必要になります。(広島-小倉+小倉-門司)
        ということで、旅客営業規則第86条、87条適用時の経路指定ではこのような重複経路も許可するようなアプリの作りにいつか変えたいと思います(すいませんが優先順位は低いです)。

        ちなみに、新幹線 小倉〜新下関間も、小倉〜博多間も在来線の駅以外の駅がありませんので、在来線と新幹線は同一線扱いとなります。ですので折り返しは片道乗車券ではできません。

        当初のコンセプト通り、本アプリは旅客営業規則の存在くらいは知った人を対象としていますので、それまでは旅客営業規則第86条・87条の範囲は把握して使っていただくようにお願いします。
        例えば、東京から東北新幹線で仙台で下車し、常磐線で東京に戻ってくる経路の場合、指定は、[東京 東北新幹線 仙台 東北線 岩沼 常磐線 上野 東北線 東京]という経路になりますが、本アプリでは上野を指定した時に「経路が終端に達しました」となり、日暮里で打ち切られてしまいます。
         

        ですが、この乗車券は旅客営業規則第86条が適用され、[東京都区内-東京都区内]の乗車券となり、実際には東京から乗車して、東京へ帰ってくることも蒲田までも乗降可能です。
        ※ それ以前に現在、常磐線は一部不通区間があるためこのような乗車券は発券されません(2019年度末に開通予定?)。例として破綻してますね。きになるひとは東北新幹線 小山 水戸線 友部 常磐線と経路を読み替えて頂いても結構です。
        但し、横浜まで足をのばすと、蒲田〜横浜までの別運賃でもう一枚の乗車券が必要になります。
        これを都区内〜東海道線 横浜と言わずに山陽、九州方面までの乗車券として一枚で成立させるには、[西日暮里 東北線 大宮 東北新幹線 仙台 東北線 岩沼 常磐線 日暮里 東北線 東京 東海道線 〜]と指定が可能ですが、この場合、西日暮里発が単駅指定(指定通りの駅発)となります(これも旅客営業規則第86条の「ただし〜」ではじまる条文に書かれています)。東京から乗車するには、東京-西日暮里の乗車券が別途必要になりますね。