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2021年4月14日水曜日

路線について

 最近、2件ほど、経路について苦言がありました。

本アプリは当初より記述させていただいておりますとおり、一部の例外を除き、鉄道要覧に載っている路線名で定義しています。しかし、運転経路(多くは貨物線などの短絡線)を追加して欲しいとの要望を頂いており、「そういう路線があるのを知らないのか!」というお叱りまで頂戴しておりますが、当アプリでは受け付けておりません。例をあげると

  • 湘南新宿ラインの駒込~赤羽の貨物線を利用した短絡路線
    (そもそも「湘南新宿ライン」や「宇都宮線」とかといった運転系統路線名も受け付けておりません)
  • 羽沢横浜国大から新川崎への短絡線、西大井、大崎への短絡路線
    旧東海道貨物支線(横須賀線・品鶴線)
  • 仙石東北ライン(仙石東北ラインは本アプリでは例外的に使用可能ですが、下記のとおりの経路で指定するようになります)
  • 梅田信号場

など、全国に多数の例がありますが、これらは、JTBやJR時刻表の路線図にも、JR各社のHPに掲載されている路線MAPにも正確な(物理的な)線路が掲載されてはおりません。運転上の路線ですので運賃計算では考慮されておらず、あくまで「線路がちょっとはみだしている」という扱いです。ですので、本アプリでも「営業キロ」が制定されていない路線は掲載はしていません。これを許可すると大回り時、通っていないところなのに「重複エラーになる」との苦言が増えますのでそのようにしておりませんし、営業キロを知りたい目的から外れるからです。


参考:指定できる路線詳細

例えば、仙石東北ライン(仙石線・東北本線接続線)は、以下のような線路になっており、運転系統も「仙石東北ライン」として赤線の経路を辿りますが、運賃計算上では、緑の線となります。


似たような例で、羽沢横浜国大も、戸籍上は隣の駅が鶴見駅となりますので運賃計算上は、鶴見を経由して計算されます。実際には鶴見にホームもなく通過してしまいます。また、西大井を経由して品川を通らず短絡線(旧蛇窪信号場、現大崎構内)で大崎をとおりますが、運賃計算上では、品川経由となります。さらに、東海道線 鶴見~品川は、旅客営業規則第69条が適用される区間でもありますので、川崎経由の運賃計算となります。羽沢横浜国大〜新宿の定期券を所持していれば品川での下車もできるはずです。

羽沢横浜国大、品鶴線、湘南新宿ラインの短絡線は、JR東日本のHPの「路線図」でPDF版ではないほうの地図(上段)でしめされています。が、本アプリでの採用路線図は「路線図下段のPDF版の方です。

ちなみに鉄道要覧というものも癖モノでして、上り、下りの定義がJRの定めている定義と逆な路線が多くあったり、東海道本線とかを東海道線とかであったり、JRと異なる呼称や路線区間があったりします。本アプリでは、本線名称以外の路線名や上り・下りの定義はJRでの公告に寄せています。また、運転系統路線名や愛称路線名は指定できません。


2021年1月10日日曜日

AppStoreや、Google Playのレビュー投稿(質問)された方への返信

AppStoreや、Google Playのレビュー投稿された方へ返信すると、齟齬があったり、何度も詳細を聞き返すやりとりが発生したりするのも困るので、こちらで返信します。

以降、質問と思わしき投稿について返信します。ここに書いていない場合は、修正済みとなっている認識です。齟齬がございましたら、サポートへお願いします(匿名メールでも公開コメントでも可です)

要望と思わしき投稿は、当ブログでも回答しております。

それ以外は感想と捉え、嬉しく思います。ありがとうございました。

また、下記以外の、TODO管理はこちらに記載しております


AppStore(iOS)にて(順不同)


(ヒロハさん)私鉄にも対応して欲しい

申し訳ありません。個人で開発している以上、会社員で土日か、夜のみの開発時間しか取れず、とても手が回りません。とくに、運賃改訂があった際の対応は厳しいです。

オープンソースにしてはおりますが、ほとんどというか全く人気ないので難しいです。

(vggc)j_sgvgri/@g&_vtさん)篠ノ井線松本駅以北が出ません。

でます。分岐特例の補正をご参照ください

(wec08さん)妙高はねうまラインを経由地として使えないので改善お願いします🙇🏻‍♂️

当初から、この不具合については認識しておらず、「いけるはずなんだけどなぁ」としか思ってませんでした。

「経路運賃キロ計算アプリの使い方〜目次」-「(会社線通過連絡運輸のルール)」

会社線通過連絡運輸2」等をみて、それでもおかしいと思える場合、どのような経路を指定してそうなったか、お知らせ頂ければと思います。

(彩榮さん)JR 東から三陸鉄道への接続は出来ないのですか?

接続(連絡運輸)はできるようですが、「通過連絡運輸」は制定されていないようですので、本アプリでは対応していません。申し訳ありません。

「経路運賃キロ計算アプリの使い方〜目次」-「(会社線通過連絡運輸のルール)」をご覧ください

(001 よっちゃんさん)課金されるかどうか不明です。

未来永劫、お金を取ることはありません。このサイトでは広告を入れていますが、アプリ内に邪魔な広告は入れません。

(秀明日さん)、(ゆうなぎMさん)使い方が分からない

本ブログを見ていただければと思います。
ただ一般の人には、必ずしも使わないといけないものでもなく、使う意味もないものなので、アンインストールをお勧めします。

(メイスpmdwucjさん)東京から上越新幹線に乗れない

「経路運賃キロ計算アプリの使い方〜目次」-「指定できる路線」を参照ください

(多田野鉄ちゃんさん)スーパーはくとで鳥取に出る時の料金を調べようとしたら智頭急行が「許可されていない会社線通過です」

これも、いけるはずなんですが。。。
いけないとすると、ほかの会社線をすでに通過している場合です。
「経路運賃キロ計算アプリの使い方〜目次」-「会社線通過連絡運輸」をご参照ください。

(meitetsu31<7さん)近鉄線鶴橋-松阪間を通過連絡とさせた場合の学割運賃

修正中です。次回バージョンアップで修正できたらと思います

(ささささ...さん)運賃計算の特例が考慮されていないため、常磐線から上野乗り換えで東北新幹線に乗車するという経路設定にしようとする(一例)と、経路の重複とみなされてしまうというようなことが起こってしまいます。

乗車券の効力について」に記載しました

(桐生0815さん)iPadでも使えますが、横長にしたときに2画面になってくれると嬉しいです。

これ、やりたいのですが、技術不足で出来ていません。なんとかしたいです。Android版は簡単だったんですけどね。

(AYAME0209さん)鹿島神宮駅〜鹿島サッカースタジアム駅間の営業キロ

18.04で修正、20.08で鹿島臨海鉄道線も追加しています

(通りすがりのJRペンギン)福岡市営地下鉄の通過連絡が、JR東海の東京都区内が設定されてるにも関わらず、福岡市営地下鉄の姪浜までは追加出来るのですが、筑肥線を追加出来なくなっています

18.08で修正済みですが、"旅客営業規則第86条が適用されていない”と言うことですね?そこは次回バージョンアップで修正できたらと思います。


Google Playより


(Fukuさん)使い方がさっぱり分からない。パケット損した

本ブログの使い方を見ていただければと思います。ただ一般の人には使えるものでも使う意味もないかと思われますので、アンインストールをお勧めします
「旅客営業規則」・「旅客営業取扱基準規程」の存在くらいは知った人を対象としており、それ以外の人にとっては使い用の無いものです。

(Mr Booさん)検索機能を追加して欲しい 常磐線北小金が、出てこない

どの画面のことをおっしゃっているか不明です。常磐線北小金井は、初期バージョンからありますし、検索も初期バージョンからできます。


(ゆうさん)越谷レイクタウンの距離が間違っている

確認して修正します。ご指摘ありがとうございました

(M 24さん)社線もついかしてほしいところ

申し訳ありません。個人で開発している以上、会社員で土日か、夜のみの開発時間しか取れず、とても手が回りません。

オープンソースにしてはおりますが、ほとんど、というか全く人気ないので難しいです。

(野地優太さん)山田線の浅岸駅・大志田駅は廃止されました

ご指摘ありがとうございました。次回バージョンアップで修正したいと思います。


2020年1月30日木曜日

旅客営業規則第157条

経路運賃計算アプリでは、旅客営業規則第157条(乗車券の効力-選択乗車)には対応していません。
旅客営業規則第157条は全国に57箇所あり、その条文で、(1)〜(57)の各号にて掲げられていますが、ここでは全号を掲載しません。多くの場合、新幹線、在来線同一視の特例ですので、アプリでの運賃計算では特に問題は起きませんが、一部において、経路の指定の仕方によっては実際の発券された運賃と経路運賃営業キロ計算アプリで計算された運賃で異なる場合があります(後述)。

まず、旅客営業規則第157条とはなにか、について、一部の例をしめし、簡単に説明します。
16)では、グレー線(左側)の駅(熊谷から行田方向の先)から、太線(右側)の駅(高崎から右側方面)までの経路の乗車券は、その券面表示の経路に関わらず、点線と実線のいずれに乗車しても良いことになっております。
さらに、本庄から本庄早稲田(逆もOK)へ何らかの手段で移動し、継続して進行方向へ乗車することも可能です。

17)では、高崎線本庄〜高崎までの各駅まで(から)の乗車券を所持している人向けの条例で、例えば「上野〜新町」の乗車券を保持していれば、新幹線で上野から本庄早稲田まで乗車し、そこから本庄駅へなんらかの交通手段で移動し、高崎線の本庄から新町まで乗車が可能です。移動先は、本庄ではなく神保原でもOKです。

18)も17)と同様で、例えば長野から籠原(岡部と熊谷の間の駅)までの乗車券を保持したひと向けの条文です。
新幹線で本庄早稲田で下車し、本庄または岡部から高崎線へ乗車し籠原で下車できるというものです。
(16は、その先までの乗車券を所持したひと向けで、17、18は途中まで乗車券を保持したひと向けの条文)

まとめると、太線〜グレー線またはグレー駅の乗車券を保持するひとは細点線と細実線のいずれかに乗車が可能になります。
また、図に示された細線の中間駅(例では本庄や本庄早稲田)から乗り換え別の細線へ乗り換えることも可能です
上記の16)〜18)は、新幹線と並行在来線の典型的な例です(並行在来線についてはこちら)。上越新幹線の熊谷〜本庄早稲田と高崎線の熊谷〜本庄、上越新幹線の本庄早稲田〜高崎と高崎線の本庄〜高崎の距離は同一ですので経路運賃営業キロ計算アプリでの運賃計算で、どちらの経由でも同じ営業キロ、運賃額となるので特に問題はありません(下図)。

問題になるのは以下のケースです。これらは、指定方法により、遠回りの経路を指定すると、運賃が割高になってしまいます。JR窓口での発券でも、えきねっとやJRおでかけネット他、インターネット条の運賃計算アプリにおいては、最短経路で算出してくれますが、「経路運賃営業キロ計算アプリ」では、対応せず指定した経路どおりの運賃が表示されます。
対応しない理由は、経路を重複しないよう指定した経路で運賃計算をし、有効日数も計算するためのものであるからです。安く上げるためでしたら、旅客営業規則第157条の選択乗車区間を知った上で、経路の短い方(細実線の経路)を指定するようにしてください。
選択経路により、運賃額(キロ程)が増えるケースの一覧を以下にしめします)

上図19)の例で、沼津から横浜までのきっぷで、小田原で新幹線に乗車し、新横浜で下車し、横浜線で横浜へいくこともできますが、そのままの経路を指定すると、105.3km  ¥1,980- となります。実際は券売機で沼津から横浜までは、¥1,690(97.4km=有効日数当日限り)でいけますし、新幹線経由でも東海道線経由でも乗車できます。が、経路運賃営業キロ計算アプリでは、新幹線指定すると、¥1,980-で計算されます。そして乗車券の有効日数が2日間となります。このようなきっぷを敢えて購入したいひとを対象としていますし、このような経路を指定してきっぷを購入することができます(選択乗車は購入前ではなく購入後、乗車券を所持しているひとを対象に経路が選択できる条文です)。

また、29)の例で、岡山から新幹線で新大阪で乗り換え、東海道線で大阪へでてから大阪環状線を乗り継ぐ場合、例えば、岡山から関西空港へいく場合、新幹線、新大阪経由で指定すると、¥4,730-となりますが、在来線(山陽線、東海道線)、大阪経由で指定すると、¥4,290-となります。一般の路線探索(運賃計算)サイトの結果や、JR窓口や券売機で購入すると、神戸経由でも、新大阪経由でも、¥4,290- となります。
つまり、経路運賃営業キロでは指定した経路の運賃と営業キロを表示しますが、一般の路線探索(運賃計算)サイトの結果や、JR窓口や券売機で購入する方が安価で算出されます。発券通りの運賃を調べる場合は、経路運賃営業キロの「最短経路」機能を使うか、新幹線を使わない経路(上図の細実線)を指定するようにしてください。それでも新幹線に乗車できることは上図の旅客営業規則第157条(29)に規定されています。

旅客営業規則第69条は、最短経路で算出します。指定通りの経路の運賃、営業キロを確認したい場合、結果表示画面で「特例非適用」オプションを選択してください。但し、69条について経路は券面に指定されません(どの経路でも選択可能で途中下車ができます)。

旅客営業規則第157条の点線経路での途中下車については、各経路毎に規定(記述)されていますので、JR各社の規定をご確認ください。





2020年1月7日火曜日

インポート機能

インポート機能は、他アプリケーションで経路を入力し、経路運賃計算アプリへ取り込む機能です。
本機能は、Windows版とスマートフォンとの連携で使用したい方のための機能です。
(他に別の人と経路を送受し共有したりも、もちろん使えます)
本稿では敢えて簡単に説明しております。それでも分かる人には冗長すぎる説明かと思われますが、理解できない方は本機能は不要ですので、使わなくても構いません。

■ 操作手順

  1. 予め「メモ」アプリなどのアプリで経路を入力、指定します。
  2. 指定の仕方は、駅、路線、駅、路線、駅、・・・とします。
    (区切り文字は後述しています)
  3. 取り込みたい経路文字列を選択してクリップボードへコピーします(複数行で複数の経路を選択可能です)
  4. 「経路運賃営業キロ」アプリで「経路保存」画面を表示するようにします。
  5. iOSの場合、「インポート」アイコン、Androidの場合、メニューから「インポート」をタップします
  6. 初回のみメッセージダイアログが表示されますが「今後、この画面は表示せず、インポート機能を実行する」を一回選択し、もう一度、「インポート」をタップしなおします
以上で、インポートできます。
経路保存は、最大100✖️20ノード(ノードは、ここでは駅、路線を現し、「東京, 東海道新幹線, 静岡」という経路なら3ノードとします)までしか登録できないようにしています。

つぎに具体例をしめします

■ 経路指定のサンプル

以下の経路(改行されていますが、実際は2行です)を2行選択し、クリップボードへ「コピー」をしてください。(下画面)

新宿 山手線 田端 東北線 東京 東海道新幹線 品川 東海道線 川崎 南武線 尻手 南武線(浜川崎支線) 浜川崎 鶴見線 鶴見 東海道線 小田原
拝島 青梅線 立川 南武線 武蔵小杉 東海道線(西大井経由) 鶴見 東海道線 大船


次に、既に説明した「操作手順」の4.〜の操作をおこなってください。
上記の2つの経路が取り込まれているかと思います。

■ 区切り文字

区切り文字は以下のいずれか、または複数の文字から構成される文字列を区切りとします(同一文字や区切り文字が連続する場合、1文字の区切りとみなします)
" "(スペース), ","(カンマ), "."(ピリオド), "[", "]"(ブラケット), "<"(小なり), ">"(大なり), "/"(スラッシュ), "{", "}"(ブレース)
*なぜか、マイナスやセミコロン、コロンは区切り文字とはしていません(実装し忘れ)

「東京,{}/[東海道線,,,,,静岡」
も有効ですが、
「東京,{};/[東海道線,,,,,静岡」
は無効です。

■ 同名駅の指定

同名駅がある場合、かっこで指定しないとエラーとなってしまいます。
以下の様にかっこを指定します。

例:三川(室)
※ 室蘭線の三川です

同名駅一覧を以下に示します


sqlite> select name,kana,samename from t_station where samename!='' order by name;
name|kana|samename
三川|みかわ|(室)
三川|みかわ|(磐)
三郷|みさと|(武蔵)
三郷|さんごう|(関)
上道|あがりみち|(境)
上道|じょうとう|(陽)
下松|しもまつ|(阪)
下松|くだまつ|(陽)
中田|ちゅうでん|(牟)
中田|なかた|(能)
仁井田|にいだ|(土)
仁井田|にいた|(烏)
住吉|すみよし|(三)
住吉|すみよし|(東)
入野|いりの|(指)
入野|にゅうの|(陽)
加茂|かも|(信)
加茂|かも|(関)
千歳|ちとせ|(千)
千歳|ちとせ|(房)
吉富|よしとみ|(豊)
吉富|よしとみ|(陰)
国分|こくぶ|(讃)
国分|こくぶ|(豊)
大久保|おおくぼ|(中)
大久保|おおくぼ|(奥)
大久保|おおくぼ|(陽)
大沢|おおさわ|(上)
大沢|おおさわ|(奥)
大河原|おおがわら|(北)
大河原|おおかわら|(関)
大町|おおまち|(佐世)
大町|おおまち|(可)
姫川|ひめかわ|(糸)
富浦|とみうら|(室)
富浦|とみうら|(房)
富田|とみた|(両)
富田|とみだ|(関)
小林|こばやし|(吉)
小林|こばやし|(成)
小野|おの|(中)
小野|おの|(湖)
山崎|やまさき|(函)
山崎|やまざき|(東)
島田|しまだ|(東)
島田|しまた|(陽)
川内|かわうち|(山)
川内|せんだい|(鹿)
広野|ひろの|(常)
広野|ひろの|(福)
府中|ふちゅう|(塩)
府中|こう|(徳)
戸田|とだ|(北)
戸田|へた|(陽)
新井|にい|(播)
新富士|しんふじ|(東)
新富士|しんふじ|(根)
新田|にった|(北)
新田|しんでん|(奈)
新野|にいの|(播)
新野|あらたの|(牟)
日進|にっしん|(宗)
日進|にっしん|(川)
旭|あさひ|(土)
旭|あさひ|(総)
柏原|かしわばら|(東)
柏原|かいばら|(福)
柏原|かしわら|(関)
柳原|やなぎはら|(北上)
柳原|やなぎはら|(讃)
根岸|ねぎし|(只)
根岸|ねぎし|(岸)
桂川|けいせん|(九)
桂川|かつらがわ|(東)
横川|よこかわ|(信)
横川|よこがわ|(陽)
橋本|はしもと|(和)
橋本|はしもと|(横)
泊|とまり|(陰)
滝|たき|(加)
滝|たき|(烏)
瀬田|せた|(東)
瀬田|せた|(豊肥)
生野|いくの|(播)
生野|いくの|(石)
白沢|しらさわ|(奥)
白沢|しらさわ|(指)
白石|しろいし|(函)
白石|しろいし|(北)
白石|しろいし|(肥)
神代|じんだい|(田沢)
神代|こうじろ|(陽)
福島|ふくしま|(北)
福島|ふくしま|(環)
船岡|ふなおか|(北)
船岡|ふなおか|(陰)
草野|くさの|(常)
草野|くさの|(福)
荒尾|あらお|(東)
荒尾|あらお|(鹿)
西条|にしじょう|(篠)
西条|さいじょう|(陽)
追分|おいわけ|(奥)
追分|おいわけ|(室)
郡山|こおりやま|(北)
郡山|こおりやま|(関)
野崎|のざき|(北)
野崎|のざき|(片)
金山|かなやま|(中)
金山|かなやま|(根)
長谷|はせ|(播)
高松|たかまつ|(七)
高松|たかまつ|(讃)
高瀬|たかせ|(仙山)
高瀬|たかせ|(讃)
高田|たかだ|(和)
高田|こうだ|(長)
黒井|くろい|(信)
黒井|くろい|(福)


エクスポート(アプリケーション共有)機能

エクスポート(共有)機能は、今までは「運賃詳細」画面だけでしたが、バージョン20.01より、「チケットフォルダ」画面と「経路保存」画面にも追加しました。
これは、画面の情報を共有する機能です。
Androidは 、iOSは をタップすると表示される機能で、どんな機能かは、Androidは、「ShareCompat」、iOSは、「UIActivityViewController」で画像検索してみてください(見覚えあるかとおもいます)。
共有される情報については、以下の通りですが詳細は実際に試してみてください。「メール」などに共有してみていただければと思います(メールは確認後、破棄すれば良いでしょう)。
 
画面名称 共有内容
運賃詳細 結果詳細、経路
チケットフォルダ 画面に表示されている情報(運賃種別、運賃、営業キロ、経路、合計運賃、合計営業キロ)
経路保存 経路一覧(全て)

2020年1月5日日曜日

Android版、iOS版の機能アイコン説明


経路運賃計算アプリのAndroid版、iOS版での各アイコンボタンの機能一覧についてしめします。

アイコン(上段:Android) ビュー 機能
メイン 経路保存ビューを開く
メイン 最後に追加した経路削除
メイン
運賃詳細
オプションメニュー
メイン 経路反転
メイン 設定
メイン バージョン情報、本ブログURL
運賃詳細経路保存チケットフォルダ エクスポート
経路保存運賃詳細 保存
経路保存 全経路を削除する(元には戻せません)
メイン チケットフォルダを開く
経路保存 インポート

他に「お団子メニュー」(メニュー)、「虫眼鏡」(直接・あいまい入力)がありますが、共通メニューなので上記に掲載しておりません。

2019年11月17日日曜日

旅客営業取扱基準規程第115条

大都市近郊区間シリーズのひとつです。

表記の条文は、「東京近郊区間相互発着であつて特定都区市内等にある駅に関連する普通旅客運賃計算方の特例」というもので、1と2があり、それぞれ旅客営業規則第86条(都区市内発着)、同87条(山手線内発着)について記述されています。

旅客営業規則86条や、87条は、経路の発駅または着駅が特定な都区市内駅であり、その定められた代表駅(中心駅)から200km(100km)越えると適用される規則ですが、大都市近郊区間エリア内ではどのような経路を辿っても最案運賃で計算するルールとされていますので、それにより割高になるケースが出てきます。

蒲田から茅野へいく場合、横浜線と八王子経由で本アプリで指定すると以下の通りとなります。
farert% ./farert -5 蒲田 東海道線 東神奈川 横浜線 八王子 中央東線 茅野>/dev/null 
<蒲田 東海道線 東神奈川 横浜線 八王子 中央東線 茅野 >

///適用
蒲田 -> 茅野
経由:[東海道線]川崎[南武線]立川[中央東線]
近郊区間内ですので最安運賃の経路にしました(途中下車不可、有効日数当日限り)
「都区内発着適用」で特定都区市内発着が選択可能です
営業キロ: 197.0 km
運賃(IC): ¥3,410(¥3,410)    往復: ¥6,820(¥6,820)
JR東日本 株主優待2割: ¥2,720
JR東日本 株主優待4割: ¥2,040
小児運賃: ¥1,700   往復: ¥3,400
学割運賃: ¥2,720   往復: ¥5,440

有効日数:   1日


///旅客営業取扱基準規程115条(特定都区市内発着)
東京都区内[区] -> 茅野
経由:[東海道線]東神奈川[横浜線]八王子[中央東線]
「単駅最短適用」で単駅発着が選択可能です
営業キロ: 217.4 km
運賃(IC): ¥3,740(¥3,740)    往復: ¥7,480(¥7,480)
JR東日本 株主優待2割: ¥2,990
JR東日本 株主優待4割: ¥2,240
小児運賃: ¥1,870   往復: ¥3,740
学割運賃: ¥2,990   往復: ¥5,980

有効日数:   1日


蒲田は都区市内駅で、東神奈川、横浜線経由で200kmを超えるため、旅客営業規則第86条が適用されます(217.4km ¥3,740)。ですが、東京駅から茅野までは最短経路では神田経由で195.2kmで201km以下で、旅客営業規則第86条は適用されませんので「旅客営業取扱基準規程第115条の1」が適用されて、”蒲田(単駅)からの実際の営業キロで計算することができる”とのことです。ですが、それでも東神奈川経由ですと203.0km(¥3,740)で旅客営業規則第86条を適用した値段と変わりません。が、本アプリでは、最短経路である、川崎、南武線、立川経由で197.0km(¥3,410)で計算しています(えきねっととおなじ)。
同様に、茅野を上諏訪に置き換えると、東京駅からの最短経路が200kmを越えるため、旅客営業取扱基準規程第115条は適用されずに、旅客営業規則第86条が適用されます。
で、やはりえきねっとでは、蒲田からではなく、東京駅からの最短経路でかつ旅客営業規則第86条を適用しているようですので、本アプリでもそのようにしています。本来、東神奈川、横浜線経由としているならば、そちらの営業キロで適用されるべきとおもうのですが、大都市近郊区間内では最短経路で計算されるようです。行き先を上諏訪からその先の大糸線各駅まで延長すると、えきねっとも、本アプリでも、東京から東海道線で、東神奈川、横浜線経由で計算されます。
その結果を以降に示します。

東京から茅野への最安経路は、神田、新宿経由で195.2kmです
farert% ./farert -11 東京 茅野>/dev/null
!===00: auto route ==================

* pre route >>>>>>>
  {東京  -> 茅野}
* auto route(新幹線未使用) >>>>>>>
///適用
山手線内[山] -> 茅野
経由:[東北線]神田[中央東線]
近郊区間内ですので最安運賃の経路にしました(途中下車不可、有効日数当日限り)
営業キロ: 195.2 km
運賃(IC): ¥3,410(¥3,410)    往復: ¥6,820(¥6,820)
JR東日本 株主優待2割: ¥2,720
JR東日本 株主優待4割: ¥2,040
小児運賃: ¥1,700   往復: ¥3,400
学割運賃: ¥2,720   往復: ¥5,440

有効日数:   1日
東京から上諏訪への最安経路も神田、新宿経由で201.9kmです。蒲田から東神奈川、横浜線経由を指定しても、南武線、立川経由で指定しても下記の経路が選択されます。
farert% ./farert -5 蒲田 東海道線 東神奈川 横浜線 八王子 中央東線 上諏訪>/dev/null
<蒲田 東海道線 東神奈川 横浜線 八王子 中央東線 上諏訪 >
///適用
東京都区内[区] -> 上諏訪
経由:[東北線]神田[中央東線]
近郊区間内ですので最安運賃の経路にしました(途中下車不可、有効日数当日限り)
営業キロ: 201.9 km
運賃(IC): ¥3,740(¥3,740)    往復: ¥7,480(¥7,480)
JR東日本 株主優待2割: ¥2,990
JR東日本 株主優待4割: ¥2,240
小児運賃: ¥1,870   往復: ¥3,740
学割運賃: ¥2,990   往復: ¥5,980

有効日数:   1日
蒲田から、大糸線白馬までになると、松本より先の大糸線は大都市近郊区間エリアではありませんので、規則通り、指定経路(発駅は東京駅)で計算されます(東京駅からの最短経路にはならなくなります)。
farert% ./farert -5 蒲田 東海道線 東神奈川 横浜線 八王子 中央東線 松本 大糸線 白馬>/dev/null
<蒲田 東海道線 東神奈川 横浜線 八王子 中央東線 松本 大糸線 白馬 >

///適用
東京都区内[区] -> 白馬
経由:[東海道線]東神奈川[横浜線]八王子[中央東線]塩尻[篠ノ井線]松本[大糸線]
営業キロ: 317.3 km     計算キロ: 323.3 km
運賃: ¥5,720       往復: ¥11,440
JR東日本 株主優待2割: ¥4,570
JR東日本 株主優待4割: ¥3,430
小児運賃: ¥2,860   往復: ¥5,720
学割運賃: ¥4,570   往復: ¥9,140

有効日数:   3日
東京から白馬までの最安経路は以下です。
farert% ./farert -11 東京 白馬>/dev/null
!=== auto route ==================

* pre route >>>>>>>
  {東京  -> 白馬}
* auto route(新幹線未使用) >>>>>>>
///適用
東京都区内[区] -> 白馬
経由:[東北線]神田[中央東線]塩尻[篠ノ井線]松本[大糸線]
営業キロ: 295.1 km     計算キロ: 301.1 km
運賃: ¥5,500       往復: ¥11,000
JR東日本 株主優待2割: ¥4,400
JR東日本 株主優待4割: ¥3,300
小児運賃: ¥2,750   往復: ¥5,500
学割運賃: ¥4,400   往復: ¥8,800

有効日数:   3日

大都市近郊区間内発着経路でのルールとそのルールを適用したくない場合

大都市近郊区間内発着の経路は、運賃が最安になる経路で計算されて表示します。
(まだ完全ではなく不具合が残っていますがいつか直します)→20.01で直しました
また大都市近郊区間内発着の経路は、有効日数が1日で途中下車するとご存知の通り、再入場できません(下車時、前途放棄されたものとされ、きっぷが回収されます。大回り中でしたらそこまでの運賃が追加請求されます)。

大都市近郊区間内発着の経路でこのルールの適用をしたくない場合、経路に新幹線を含めることで大都市近郊区間内発着のルールの適用をしないようにすることが可能です。

ただし、例外が3つほどあります。

  1. 東海道新幹線 米原〜新大阪間または、山陽新幹線 西明石〜姫路〜相生間の乗車を経由とする場合
  2. 旅客営業規則第86条、87条の経路上での新幹線乗車
  3. 旅客営業規則第70条の適用範囲内で、その計算経路以外での新幹線乗車

以上に当てはまる場合は、大都市近郊区間内発着のきっぷは大都市近郊区間内のルールに従います。

1.はそのままのとおりですので、2と3について説明したいとおもいます。

2.の旅客営業規則第86条、87条が適用される経路の場合、都区市内は一つの大きな駅と見なされ、そのエリアはどのような経路をとおっても構いません(戻る、重複はダメ)。このルールはこちらにも説明したとおりで、きっぷの購入時にこのエリア内の経路を指定することはできますが制限されます。制限されるというより都区市内エリア内はどういう径路を乗車しても良いため指定できるのは都区市内駅の脱出(侵入)経路だけです。脱出前(侵入後)の経路は指定できないため、新幹線を経路に含めることもできません。ただし、新幹線に乗車することはできます(別途新幹線料金は当然必要ですが)。
例をしめすと、以下の2つの経路は新幹線を指定していますが、きっぷの券面表示はされない(経路指定できない)ので、アプリでは大都市近郊区間が適用されたままです。
farert% ./farert -5 錦糸町 総武線 東京 東海道新幹線 品川 山手線 新宿 中央東線 松本 >/dev/null
<錦糸町 総武線 東京 東海道新幹線 品川 山手線 新宿 中央東線 松本 >

///適用
東京都区内[区] -> 松本
経由:[東北線]神田[中央東線]塩尻[篠ノ井線]
近郊区間内ですので最安運賃の経路にしました(途中下車不可、有効日数当日限り)
営業キロ: 235.4 km
運賃(IC): ¥4,070(¥4,070)    往復: ¥8,140(¥8,140)
JR東日本 株主優待2割: ¥3,250
JR東日本 株主優待4割: ¥2,440
小児運賃: ¥2,030   往復: ¥4,060
学割運賃: ¥3,250   往復: ¥6,500

有効日数:   1日
上記の例では、新宿から脱出していますが、錦糸町〜新宿は都区市内駅の為、どの経路を乗車しても良く、経路指定できません。
farert% ./farert -5 品川 東海道新幹線 東京 東北新幹線 上野 東北線 大宮 高崎線 高崎 上越線 渋川 吾妻線 大前  >/dev/null
<品川 東海道新幹線 東京 東北新幹線 上野 東北線 大宮 高崎線 高崎 上越線 渋川 吾妻線 大前 >

///適用
山手線内[山] -> 大前
経由:[東北線]大宮[高崎線]高崎[上越線]渋川[吾妻線]
近郊区間内ですので最安運賃の経路にしました(途中下車不可、有効日数当日限り)
営業キロ: 181.4 km     計算キロ: 186.9 km
運賃(IC): ¥3,410(¥3,410)    往復: ¥6,820(¥6,820)
JR東日本 株主優待2割: ¥2,720
JR東日本 株主優待4割: ¥2,040
小児運賃: ¥1,700   往復: ¥3,400
学割運賃: ¥2,720   往復: ¥5,440

有効日数:   1日
この経路も品川〜上野は都区市内駅で経路指定できません(アプリでも経路指定はできますが、結果は山手線内[山]として丸められています。(乗っても良いけど計算には含まれていない) 山手線内駅発着(87条)は100kmを越える場合、都区市内駅発着(86条)は200kmを越える場合に適用されますので、旅客営業規則第86条、87条の適用外の経路(100km/200km以下の経路)では、新幹線乗車で大都市近郊区間ルールを除外することができます(以下)。
farert% ./farert -5 品川 東海道新幹線 東京 東北新幹線 上野 東北線 小山  >/dev/null
<品川 東海道新幹線 東京 東北新幹線 上野 東北線 小山 >

///適用
品川 -> 小山
経由:[東海道新幹線]東京[東北新幹線]上野[東北線]
営業キロ: 87.4 km
運賃: ¥1,520       往復: ¥3,040

小児運賃: ¥760     往復: ¥1,520

有効日数:   1日
farert% ./farert -5 品川 東海道新幹線 東京 東北新幹線 大宮 高崎線 高崎 上越線 渋川 吾妻線 大前  >/dev/null  
<品川 東海道新幹線 東京 東北新幹線 大宮 高崎線 高崎 上越線 渋川 吾妻線 大前 >

///適用
山手線内[山] -> 大前
経由:[東北新幹線]大宮[高崎線]高崎[上越線]渋川[吾妻線]
営業キロ: 181.4 km     計算キロ: 186.9 km
運賃: ¥3,410       往復: ¥6,820
JR東日本 株主優待2割: ¥2,720
JR東日本 株主優待4割: ¥2,040
小児運賃: ¥1,700   往復: ¥3,400
学割運賃: ¥2,720   往復: ¥5,440

有効日数:   2日

3.の旅客営業規則第70条の適用範囲内で、その計算経路以外での新幹線乗車ですが、例をしめすと、以下の画面の2番目の経路のような場合、新幹線乗車が70条の適用時の計算経路から外れるので、きっぷ購入時に新幹線乗車する経路を指定することができません。したがって新幹線をアプリで指定しても大都市近郊区間ルールの適用となります。それでも新幹線乗車することはできます(別途新幹線料金は必要ですが)。
以下の画面の最初の経路は旅客営業規則第70条適用時の計算経路上の新幹線乗車なので大都市近郊区間ルールの適用させないことができます。
また、70条の適用経路以外(山手線の外側)での新幹線乗車は、70条や86,87条に関係なく、これまでどおり大都市近郊区間ルールの適用を除外することができます。
farert% ./farert -5 八王子 横浜線 東神奈川 東海道線 品川 東海道新幹線 東京 東北線 日暮里 常磐線 いわき >/dev/null
<八王子 横浜線 東神奈川 東海道線 品川 東海道新幹線 東京 東北線 日暮里 常磐線 いわき >

///適用
八王子 -> いわき
経由:[横浜線]東神奈川[東海道線]品川,日暮里[常磐線]
営業キロ: 284.8 km
運賃: ¥5,170       往復: ¥10,340
JR東日本 株主優待2割: ¥4,130
JR東日本 株主優待4割: ¥3,100
小児運賃: ¥2,580   往復: ¥5,160
学割運賃: ¥4,130   往復: ¥8,260

有効日数:   3日


farert% ./farert -5 八王子 中央東線 代々木 山手線 品川 東海道新幹線 東京 東北線 日暮里 常磐線 いわき >/dev/null  
<八王子 中央東線 代々木 山手線 品川 東海道新幹線 東京 東北線 日暮里 常磐線 いわき >

///適用
八王子 -> いわき
経由:[中央東線]新宿,日暮里[常磐線]
近郊区間内ですので最安運賃の経路にしました(途中下車不可、有効日数当日限り)
営業キロ: 257.8 km
運賃(IC): ¥4,510(¥4,510)    往復: ¥9,020(¥9,020)
JR東日本 株主優待2割: ¥3,600
JR東日本 株主優待4割: ¥2,700
小児運賃: ¥2,250   往復: ¥4,500
学割運賃: ¥3,600   往復: ¥7,200

有効日数:   1日


ご指摘頂いた方には、ここに感謝を申し上げます。ありがとうございました。


オプションメニュー

バージョン19.10からオプションメニューが変わりました。

以下にまとめます。

オプションメニュータイトル(*:既定) 機能説明
特例を適用する* 旅客営業規則第69条、86条、87条、88条、89条、特別運賃(私鉄競合区間)の規則の適用可否
この機能は指定実経路の営業キロを算出するのが目的で、特例を適用しないきっぷは購入できるものではありません
特例を適用しない
発駅を単駅指定* 名阪区間で発駅と都区市内指定にするか、着駅を都区市内指定にするか選択する機能(「発駅を単駅に」、「着駅を単駅に」メニューについて」参照)
着駅を単駅指定
最安経路で運賃計算* 大都市近郊区間エリア内発着で指定した経路が最安経路より50kmを越える場合に表示し、選択できる機能
大都市近郊区間内で大回りを指定すると、このメニューが表示され、指定した通りの経路で運賃を計算するものですが、この経路のきっぷが購入できるのかは知りません(高価になるだけで途中下車もできない当日限りのこの切符をあえて購入する理由は不明ですが、都区市内駅のどの駅を目的地とするか未定な時くらいには有効でしょうか)
指定した経路で運賃計算
旅客営業取扱基準規程115条(単駅最安)* 旅客営業取扱基準規程115条が適用できる経路で、選択できます
旅客営業取扱基準規程115条(特定都区市内発着)
JR東海株主優待券を適用しない* JR東日本、JR西日本管内で東海道新幹線を乗車した場合にJR東海株主優待券を使用するか選択ができます(詳細記事)
JR東海株主優待券を適用する
大阪環状線 近回り* 大阪環状を遠回り、近回りを選択可能です
この機能は営業キロ算出が目的です。実際に発券・購入することはできません(詳細記事)
大阪環状線 遠回り


2019年6月23日日曜日

はじめての「経路運賃営業キロ計算アプリ」の使い方3

前記事の続きです。
最後に説明していなかった「経路保存」画面です。

iOSでの説明で古い記事ですが、以下もご参照ください。Android版も同様です。

2019年6月16日日曜日

はじめての「経路運賃営業キロ計算アプリ」の使い方2

前記事の続きです。
経路運賃営業キロ計算アプリで作成した経路の操作について各画面の説明をしています。




チュートリアル(はじめての「経路運賃営業キロ計算アプリ」の使い方)

いまさらながら、はじめての「経路運賃営業キロ計算アプリ」の使い方を作成してみました。
なお、画面はリリース前のAndroid版のものですが、現在リリースされているものとも、iOSもほぼ同様です。

はじめて起動したときの画面から経路を作成し、一通りのつかいかたを説明しています。

経路の作成の方法は以上です。
つづきは、作成した経路についての詳細や保持方法についてです。




2019年6月2日日曜日

指定できる路線

経路運賃営業キロ計算アプリで指定できる路線は、JR旅客旅客会社6社であり、JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州、JR四国の全路線と、JR線の優等列車が通過する通過連絡運輸協定が締結されていると思われる会社線について指定可能です。JR東日本のBRT路線も含みます。

会社線についてはこちらをご参照ください。
BRT路線についてはこちらをご参照ください。

JR線については、JR線路名称公告、鉄道要覧に掲載している路線名で指定可能ですが、以下例外もあります。
  • 赤羽線と東北本線 大宮-赤羽の武蔵浦和経由は埼京線となります
  • 中央本線は、中央西線、中央東線としています(金山〜塩尻を中央西線、東京〜塩尻を中央東線:東京〜神田は東北線と重複)
  • 東海道本線、東北本線、信越本線など、「本線」は全て鉄道要覧の線路名称である「線」に置き換えられ、先の路線名は東海道線、東北線、信越線となります。

こちらの「路線名について」にも記載しておりますが、通称名称での表示とはなっておりません(中央東線・西線や埼京線を除く)。
例えば茶屋町-多度津間を「本四備讃線」と表示し、「瀬戸大橋線」とはしておりません。
京浜東北線、湘南新宿ラインという路線は存在しません。東京-大宮は東北線、東京-横浜は東海道線、横浜-大船を根岸線となります。

山手線も正式には品川~代々木、新宿~田端間の路線です。埼京線は本来、池袋~赤羽間は赤羽線、赤羽~武蔵浦和~大宮は、東北線の別線が正式な路線となります(本アプリではここは埼京線ですが)
別線は、JR窓口で発券される乗車券の券面表示(マルスシステム)では「東海道3」や「信越2」とかになりますが、これは全て「東海道線(西大井経由)」、「信越線(篠ノ井-長野)」、「信越線(高崎-横川)」、「信越線(直江津-新潟)」などと一般の方にも分かり易い表記にしております。これらは東北線、東海道線、函館線等でも同様です

横須賀線も正式である、久里浜~大船間としています。湘南新宿ラインや横須賀線が停車し、東海道線が停車しない東戸塚、戸塚も正式には東海道線貨物支線の一部ですので、これらは東海道線としています。鶴見から西大井、品川も同様に「東海道線(西大井経由)」としています(マルスシステムでは「東海道3」)

新幹線は以下です
  • 東海道新幹線(東京〜新大阪)
  • 山陽新幹線(新大阪〜博多)
  • 九州新幹線(博多〜鹿児島中央)
  • 東北新幹線(東京〜新青森)
  • 北海道新幹線(新青森〜新函館北斗)
  • 上越新幹線(大宮〜新潟)
  • 北陸新幹線(高崎〜金沢)
  • 山形新幹線(福島〜新庄)

このうち山形新幹線は在来線と同一線路を使用していますが、近郊区間内乗車と区別をつけて乗車したい場合用に分かれています。経路に新幹線を含めると近郊区間内乗車の条件から外れる為、最短経路計算しない。100km以上で有効期間を当日限りではなく、途中下車したい場合に有用です。


2019年5月3日金曜日

大都市近郊区間について

大都市近郊区間の発着について」の動作を変更しました。


ユーザ操作により指定した経路の営業キロをそのまま計算して運賃結果も表示していましたが、バージョン19.04から最短経路を算出して運賃計算します。
普通に駅の券売機で購入した金額、自動改札で減算される金額となるはずです(作者一人がこっそりと検証しているだけですので完全ではないです。必ずしも正確ではない可能性もあります)。

遠回りで指定しても最短経路に強制的に書き換えて計算します。


そして、結果画面に、
「近郊区間内ですので最短経路の運賃です(途中下車不可、有効日数当日限り)」
と表示されます。
経路は最短経路に強制的に書き換わっております。
例えば旅客営業規則86条・87条が適用される都区市内の駅の発着の場合は、中心(代表)駅からの最短経路で計算します。



従来の表示

もし、営業キロの算出目的などで指定した経路どおりに計算したいのであれば「特例を適用しない」オプション機能(メニュー)がありますので選択してください。
「近郊区間内ですので最短経路の運賃で利用可能です(途中下車不可、有効日数当日限り)」
と表示され、指定した経路で計算します。

同一駅発着の場合

但し、例外があります。
同一駅発着の場合、最短経路は算出できないため(0kmとなってしまう)、指定した経路通りに計算します。そして、
「近郊区間内ですので同一駅発着のきっぷは購入できません.」
と表示されます。
実際にはそのようなきっぷは発券できないとおもいます。というか、例えば山手線で渋谷から大回りして渋谷まで乗車する場合、渋谷-原宿と原宿-渋谷間の2経路の計算した運賃となるかとおもいます(別に恵比寿-渋谷でもよいですが)。

大都市近郊区間内発着ではない場合や、新幹線乗車の場合は同一駅発着の大回り経路を指定することも発券することも可能です。

最安運賃≠最短経路の場合

また、内部的な処理の説明になりますが、最短経路というのは地方交通線の場合、営業キロではなく計算キロの最短経路を算出します。また一部電車特定区間との絡みで最短経路より電車特定区間内の距離の大きい方が金額が安い場合がありますのでその場合は予測してそちらの経路でも金額を判定して安い方を選択するようにしてから結果表示をします。
但し繰り返しますが、全駅で検証したわけではありませんし、予測に基づいて営業(計算)キロから金額を算出していますので誤りがある可能性もあります。その場合はお知らせ頂けますと幸いです。

特別運賃区間の表示

電車特定区間内発着の中でも私鉄路線との競合により「特別運賃区間」があります。
この場合、今までそれが適用されたかユーザさんには解らないような作りとなっておりましたので、それを表示するようにしました(下図)


2019年5月2日木曜日

旅客営業規則第86条、87条の経路指定について

先日、問い合わせがありまして、山陽新幹線で新大阪方面から小倉で乗り換え、鹿児島線で門司、門司港方面への指定ができないとのご指摘をうけました(経路重複エラーとなる)。
「えきすぱあと」、「Yahoo乗り換え案内」などで試してみたのですが、確かにご指摘の通り、新大阪(山陽新幹線)小倉(鹿児島線)門司の指定は可能で運賃は計算されました。
一方、さらに上記サイト(アプリ)で、広島(山陽新幹線)小倉(鹿児島線)門司の指定をおこなうと、小倉で運賃計算は打ち切り2枚の乗車券として計算されているようでした。
これはどういうことかというと、先の経路は「旅客営業規則第86条・87条」が適用されていますので、指定が可能でした。つまり、新大阪〜小倉は200kmを越えるため、旅客営業規則第86条が適用されますので、新大阪〜小倉も、新大阪〜小倉〜門司も同一運賃です。
小倉も門司も北九州市内[九]範囲内ですので新大阪から小倉で降りて門司で下車することも可能です。ということで上記サイト(アプリ)でも運賃が1枚の乗車券で発券可能と計算されていました。
ただし、広島〜小倉は200kmに満たないため、小倉で打ち切られ、小倉〜門司は経路を戻るため片道切符の条件から逸れますので2枚の切符が必要になります。(広島-小倉+小倉-門司)
ということで、旅客営業規則第86条、87条適用時の経路指定ではこのような重複経路も許可するようなアプリの作りにいつか変えたいと思います(すいませんが優先順位は低いです)。

ちなみに、新幹線 小倉〜新下関間も、小倉〜博多間も在来線の駅以外の駅がありませんので、在来線と新幹線は同一線扱いとなります。ですので折り返しは片道乗車券ではできません。

当初のコンセプト通り、本アプリは旅客営業規則の存在くらいは知った人を対象としていますので、それまでは旅客営業規則第86条・87条の範囲は把握して使っていただくようにお願いします。
例えば、東京から東北新幹線で仙台で下車し、常磐線で東京に戻ってくる経路の場合、指定は、[東京 東北新幹線 仙台 東北線 岩沼 常磐線 上野 東北線 東京]という経路になりますが、本アプリでは上野を指定した時に「経路が終端に達しました」となり、日暮里で打ち切られてしまいます。
 

ですが、この乗車券は旅客営業規則第86条が適用され、[東京都区内-東京都区内]の乗車券となり、実際には東京から乗車して、東京へ帰ってくることも蒲田までも乗降可能です。
※ それ以前に現在、常磐線は一部不通区間があるためこのような乗車券は発券されません(2019年度末に開通予定?)。例として破綻してますね。きになるひとは東北新幹線 小山 水戸線 友部 常磐線と経路を読み替えて頂いても結構です。
但し、横浜まで足をのばすと、蒲田〜横浜までの別運賃でもう一枚の乗車券が必要になります。
これを都区内〜東海道線 横浜と言わずに山陽、九州方面までの乗車券として一枚で成立させるには、[西日暮里 東北線 大宮 東北新幹線 仙台 東北線 岩沼 常磐線 日暮里 東北線 東京 東海道線 〜]と指定が可能ですが、この場合、西日暮里発が単駅指定(指定通りの駅発)となります(これも旅客営業規則第86条の「ただし〜」ではじまる条文に書かれています)。東京から乗車するには、東京-西日暮里の乗車券が別途必要になりますね。



2019年4月30日火曜日

JR東海のIC運賃(TOICA)について

JR東海区間内の乗車の際、最短経路で計算し、そちらの方が安い場合、ICカード(TOICA使用)の場合は、そちらの運賃をIC運賃として表示するにようになりました。
IC運賃の適用はJR東海の場合とJR東日本の都市部に限られます。

JR東海:IC運賃=最短距離で運賃を算出、紙切符運賃=乗車経路の運賃
JR東日本:IC運賃=営業キロから金額を算出し、消費税分を一円単位で計算、紙切符運賃=金額の算出方法は同一だが消費税分を四捨五入し10円単位で丸められます。
JR東海ではIC運賃の方が安い場合がありますが、
JR東日本では、IC運賃の方が10円未満ですが、安い場合も高い場合もあり得ます。
 

新幹線と在来線の乗り換えについての補足

新幹線と在来線の相互乗り換えについて、
17.04で修正した内容について補足します。

前記事の表に掲載した区間は、新幹線と在来線は同一視する区間ですが例外もあるという記事でした(旅客営業規則第16条の2)。
ですが、新幹線と在来線を別線扱いする区間の場合の片道乗車券の成立範囲に作者の誤解がありました。
前記事にも書いた記事は間違いではありませんが、詳しくないところがあります。

すなわち、17.04以前では、三原から新幹線で福山で下車し、在来線で下り方面は三原まで乗車が可能でした。ですがこれを改め、糸崎までとしました。
逆に三原から在来線で福山まで乗車し新幹線で折り返す場合も、新尾道までで、三原へはいけません。(お分かりだと思いますが念のために記すと、一枚の片道切符ではという意味です。連続切符やもう一枚の片道切符を買い足せば当然いけます。)

(17.04より前のバージョンでは三原までいけましたがこれは誤りと指摘を受け、そうしております)
ただし、糸崎からであれば福山で乗り換え、新幹線で三原や広島方面各駅まで行くことが可能です。

2018年9月17日月曜日

大阪環状線を通る経路

バージョン15.03から大阪環状線を2回通過することを可能としました。

大阪環状線周り方向指定について

大阪環状線を経路に追加したとき、1回目は暗黙的に最短経路で計算します。変更する場合は、1回目の経路を指定した段階でツールバーメニューから「大阪環状線遠回り」を選択してください。戻す場合は、同じボタン(メニュー)の「大阪環状線近回り」をクリック(タップ)します。
2回目の指定の際は経路が重複しない方向で自動選択されます。
(従来の今宮-天王寺間を関西線経由と指定することも可能です)
2回目の大阪環状線を指定すると1回目の経路の廻り方向は変更できませんので、1回目の経路の廻り方向を変えたい場合、2回目の大阪環状線を通ってない状態にまで戻してから「大阪環状線大回り」(「大阪環状線近回り」)を選択してください。そのあと、経路を追加していってください。




山手線の場合、1周してませんので該当していません。(品川-[外回り]-田端が山手線で、それ以外の線路は東北線、東海道線になります)。また山手線を通過する場合、旅客営業規則第70条が適用されますので最短経路で計算されます。




2017年5月7日日曜日

会社線

本アプリは、JR6社(JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州)の他に、JRとの通過連絡運輸(連絡運輸ではなく通過連絡運輸です)協定が結ばれていると思われる会社線が含まれています(事実とは別に作者が知る範囲で)。

使用可能会社線一覧をしめします

会社名路線名
(下段はアプリでの名称)
区間
青い森鉄道青い森鉄道青森ー八戸ー目時
IGRいわて銀河鉄道IGRいわて銀河目時ー盛岡
北越急行ほくほく線犀潟ー六日町
伊勢鉄道伊勢線(伊勢鉄道)河原田ー津
智頭急行智頭線(智頭急行)智頭ー上郡
京都丹後鉄道宮津線(北近畿タンゴ)西舞鶴ー宮津
京都丹後鉄道宮津線(北近畿タンゴ)宮津ー豊岡
京都丹後鉄道宮福線(北近畿タンゴ)宮津ー福知山
土佐くろしお鉄道中村線(土佐くろしお)窪川ー中村
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン妙高高原ー直江津
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン直江津ー市振
あいの風とやま鉄道あいの風とやま市振ー富山ー倶利伽羅
IRいしかわ鉄道IRいしかわ倶利伽羅ー金沢
福岡市交通局地下鉄空港線博多ー姪浜
しなの鉄道しなの鉄道小諸ー篠ノ井
しなの鉄道北しなの線
しなの鉄道(北)
長野ー豊野ー妙高高原
松浦鉄道西九州線
松浦鉄道
有田ー伊万里ー佐世保
鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線
鹿島臨海鉄道
水戸―鹿島神宮
東京メトロ 東西線
東京メトロ東西線
中野-西船橋
東京メトロ 千代田線
東京メトロ千代田線
西日暮里-北千住
愛知環状鉄道線 愛知環状鉄道線岡崎-高蔵寺
東海交通事業城北線 城北線
東海交通事業城北線
枇杷島-勝川
近畿日本鉄道 大阪線・山田線
近鉄大阪線・山田線
阪-鶴橋
南海電鉄高野線 高野線
南海電鉄高野線
橋本-新今宮



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データの保存について

きっぷホルダと保持経路一覧では経路が保存可能です
メイン画面の経路指定ビュー画面は保存されません.アプリをしばらく未使用のままにすると破棄されます。


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