2015年3月3日火曜日

旅客営業取扱基準規程第114条について

筑豊線の若松駅から、日豊本線の佐伯駅までの経路について最短経路は、
折尾、西小倉、日豊線になります。結果は以下の通りとなります。
(左がWindows画面、右がiOS画面)

 
筑豊線の若松駅は北九州市内の駅ですが、北九州市内の中心駅である小倉から佐伯までは、200km以下なので旅客営業規則第86条は適用されません。したがって若松-佐伯間の営業キロ 226.1km(計算キロ:227.2km)で、4,320円となりますが、佐伯の一つ先の駅である上岡は小倉からの営業キロが202.4kmであり、旅客営業規則第86条が適用され、営業キロ202.4km(計算キロは小倉からになるので筑豊線分が入らず営業キロのみで計算)、3,990円となり、佐伯駅より遠いのにもかかわらず安くなってしまいます。旅客営業取扱基準規程第114条の特例ではこういうケースの場合、安い方である後者を採用して若松 - 佐伯間も3,990円となります。
全国にこのような例はいくつかありますが、JRの券売機が対応していないのもあります。
Farertでは出来るだけ規則に沿うように計算されて且つ上記のとおり両方の結果を表示します。

活用法~規程114条

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